涼宮ハルヒの消失 ネタばれあり

今日見てきました。一応、テレビアニメシリーズは見てたので楽しめました。原作(小説?)は読んでないですが。

3時間は長いですが、全体80%くらいまでのところは、ぐいぐいのめりこめてよかったです。最後20%くらいはひざが痛いのと、お尻がいたいのでつらかったです。3時間弱というながめの上映時間、映画館鑑賞での限界に挑戦した作品だったのではないでしょうか。

ストーリー的にはこの映画のヒロイン、長門さんが世界を大きく作り変えてしまい、主人公のキョンがなんとか正常な世界に戻すというものです。ほんと、ぶっちゃけちゃうとそれだけ。

多くの観客が「おい、ばか、キョン!、絶対こっちの長門の世界のほうが楽しいって、エンター押すなよ、はげ!あぁっ!!」と思いながら(たぶん)、空気の読めないキョンくんの奮闘ぶりをみていたと思います。まー、彼も多少は苦悩していたようですが、かれはハルヒのほうがすきだからしょうがないですね。

いつもは長門、小泉にたよるだけのキョンも、ついに武器を得ます。それがメテオ、バルスよりも強力な第三魔法「ジョンスミス」。だれともコミュニケーションとれないはずの創造主と通じ合えちゃう「かも」という、禁断の最強奥義。劇中では無能力ハルヒ相手に使いましたが、それでもリカバリプログラムを起動させる鍵を集めることに成功しました。これを創造主ハルヒにつかったらどんなことがおきるのか、楽しみではあります。

キョンががんばってるってだけでもキョン好きの人にはたまらない映画なのかもしれません。

驚いたのが、テレビ版ではチョイ役だった朝倉さんが、ビジュアル的に超パワーアップをとげて復活したこと。アニメ版で谷口的Aランク入りで???だった評価も、ここではうなずけます。朝倉さん好きの人にはたまらない映画ですね。また、いつでもキョンを背中からさせるポジショニングどりもさすがの一言です。

そしてなんといってもヒロイン長門さん。ヒューマノイド型情報思念体ではない、生身の女の子として登場します。これが萌えずにいれますか!生身の長門さんのいる世界こそが理想の世界だと思います。キョン君はずれずれですよ。

そして、一般人化された朝比奈さんとチュルヤさん。嫌われた状態からスタートしたほうが攻略のしがいがあるってか?妄想がとまりません。

みんな見に行ってください。僕敵には生身長戸世界での学園ドラマをそのままつづけてほしかったなー。