gigazineの HDDデータ復旧業者のリポートが面白かった

RAIDを過信してはいけない」、データのバックアップやRAID復旧についてHDDのプロに聞いてみた
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100805_ndt/

興味深い内容でした。内容もしっかりしてる。GigazineはHDD関連の記事が多いので記者もそれなりに詳しい人、だから質問内容もしっかりしてた。FATよりNTFSが論理的に強固だとか、ZFSも直せますよとか、すげーと思った。

データ復旧を業者にたのんだことないけど、ドナー用のHDDをいくつも保有してるってすごいよな。写真見る限り、管理はかなり雑?、基板同士が重ねておいてたけど・・・。

ぼくはHDDの専門家じゃないけど、やはり個人レベルでデータバックアップするならRAIDはやめたほうがいいとおもうな。Disk単体の障害発生率+RAIDコントローラの障害発生率+RAIDの論理的な障害発生率+リビルドに失敗する確率など、リスクばっかでいいことない。障害時の管理も煩雑になるしね。

やはりHDDは一台一台つかうのがいいと思う。調子が悪くなったら筐体から取り出して、外付けHDDにしてデータ救ってみたりできるしね。

また、最近はやりのクラウドとか、DVDに焼くなんてのもおすすめできない。クラウドなんて、あちら側(の自分専用スペース)における容量なんてローカルのストレージの量とくらべたら微々たるもの、データ出し入れのトラフィックや転送速度も現実的じゃないし、DVDに焼くなんて、自動化できないし手間ばかりかかる。リストアしようとおもったら、目的のDVDさがすなんてつらすぎるでしょ。安物メディアだったらすぐ劣化して読み取り不可になるし。

データの保存はHDDが一番!2,3台のHDDに同じ情報をコピーしとけばまず間違いない。xcopyとかフリーソフトつかってバッチ処理で自動化しとけばなおよし。壊れたら新しいDisk買ってきてまたコピーすればいい。これを繰り返していればデータの保存はばっちり。時々HDDが壊れていって最新のモデルで補充するので容量も増えていくって寸法。

といいつつ、ぼくのPC内には五台のHDDがひしめきあっており、重要なデータは3つの物理ドライブに保存してある。ただ、すべて同じ容量のHDDなら管理も楽なんだけど、微妙に買った時期がちがくて、容量バラバラ、管理もちと煩雑になってきた。どこかで整理しないとな。

そして「ちと整理」が一番危険。データ喪失は意外と人為的ミスが大きな割合を占める・・・。