読書:最新ケータイを支える技術 西田宗千佳 著
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スマートフォンではなく、主に国産のケータイの機能的な部分をメーカー担当者へのインタビューという形でまとめた本。
機械好き、ケータイ好きの人にとっては面白いかも。
以下、面白かった部分の引用
携帯電話の「ヒンジ」部の多くは、ある日本メーカーが製造している。その企業とは、ストロベリー・コーポレーション。精密バネの加工を行う「アドバネクス」という企業の子会社として13年前に設立され、住宅用からパソコン、カーナビなど、さまざまな機器の「高機能ヒンジ」を製造している。
(中略)
同社のヒンジは、特に日本の携帯電話向けのヒンジ製造では、シェア5割を超えると言われており、すべてのメーカーのモデルで採用されている。
一説には、「携帯電話の消費電力全体の3割を、液晶ディスプレイが消費している」と言われている。
「携帯電話用CPUのクロック周波数は、PCのだいたい5年くらい後ろを進んでいる」と細井氏は説明する。2009年現在、一般的な携帯電話では500Mhz前後のものが利用されているが、特にハイパワーな「スマートフォン」と呼ばれる端末の場合、600Mhzから1GHzのチップが使われることが増えている。
最新ケータイを支える技術 ~超薄型・高性能の裏側をのぞく (テック・ライブ!)
- 作者: 西田宗千佳
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/09/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 15回
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