女子高生ちえのMBA日記 甲斐莊 正晃:著

読み物として楽しめる経営のお勉強の本です。ストーリーがあるので楽しく読めました。軽ーい気持ちで読めるのがいい。

あらすじ: 父親の急死により、会社の社長に就任した女子高生ちえ。なんと高校に通いながら片手間で社長をするという驚愕の設定。社長として成長するためにビジネススクールMBA課程の聴講生として学ぶことに。MBAでまなんだことを学校の文化祭や実際の業務に生かしていく。そんなある日、会社に大ピンチが! 社員・ビジネススクールの同級生たちと協力し解決することになるのだが・・・。

ラノベのような表紙(イラストは雨さんという人らしいです)、もしドラ*1の成功をみて、そういうコンセプトで企画したんでしょうか。作者は経営コンサルタントで、企画編集面でKBS (慶応義塾大学ビジネス・スクール)が協力しているということで、内容としてはしっかりしてるようです。いちおう教科書のようにテーマごとに章がわかれており、ストーリーの連続性はありますが、読み物路線より教科書路線のほうが若干強い感じかな。読み物+実用面でもすごかったのが昨年読んだ「投資ミサイル*2」でしたが、あんな感じです。

どうやら「女子高生ちえの社長日記」というシリーズもののようです。他のはまだ読んでないので、機会があれば読んでみたいです。

今年4冊目。


◆関連リンク
プレジデント社のページ : http://www.president.co.jp/book/item/320/1945-1/
・著者の会社(KAINOSHO) : http://www.kainosho.com/
・黒猫ワンタのページ(女子高生ちえシリーズの販促用ページ): http://www.wanta.jp/
・著者ツイッター(@kainosho) : http://twitter.com/kainosho