結果を出す人のスピード仕事術 CIRCUS 2011年3月号

CIRCUS (サーカス) 2011年 03月号 [雑誌]

CIRCUS (サーカス) 2011年 03月号 [雑誌]

サーカスっていったらグラビア中心のオトコの雑誌だったような気がしていたのですが、今回のサーカスはビジネス的に内容が濃そうだったので、つい買ってしまいました。雑誌買うなんて何ヵ月ぶりだろ・・・。

特集は「結果を出す人のスピード仕事術」。一時期仕事術やハックの本にはまっていて、いろいろよんだぼくですが、最近は飽きてきて、それほど読んでません。ただ、長谷川和廣さんの「社長のノート2」や橘玲さんの「残酷な世界を生き延びるたったひとつの方法」を読んでから、まじめに着実に漏れなく仕事することが重要なんだなと感じ、プロセスの改善はやはり必要だな、仕事術もやっぱり大切だなと感じるようになりました。「残酷な世界を生き延びるたったひとつの方法」では、「結局人は変われない」というものすごく重いテーマを書いてます。ぜひ読んでみてください。


まずは巻頭言で有名な斉藤孝さんのインタビューが。なにげに斉藤さんの本は読んだことないんですけど・・・。スピードが大事です、とうい内容です。

私が教える大学生のスピード感は、かつての学生と比べてさほど変わっていません。むしろ若干遅くなっている気さえします。それは学力の問題もあるのでしょうが、゜何よりも競争に慣れていない世代なんです。競争を好まず、自分らしさを大切にする世代。そんな学生たちが新入社員なって、いきなり会社でスピードを求められてしまうわけです。そこが今の新入社員たちが直面する大きな壁であり、ストレスの元凶になっているのです。個性や自分らしさにこだわる前に仕事をテキパキこなせないと゜れだけで本来の実力以上に見くびられてしまう。何より社内での居心地を悪くなってしまうでしょう。

ゆとりの壁、とういわけですね。新入社員たちへの指導のときは気をつけます。

で、スピードのお話。

 これにはストップウォッチを活用するのがいいでしょう。仕事を始める前にボタンを押して、仕事が一区切りしたところでストップするのです。これでその仕事にどれだけの時間がかかったか分かります。それで仕事は自然に早くなるのです。
(中略)
人間は本能的にその記録を破りたいという意識が働くのです。時計ではダメです。時計はあくまで時刻を表すものであり、かかった時間を計算しながら仕事をしても切迫感がなく、本能に働き掛ける力が弱いんです。私はストップウォッチの携行をお勧めします。
p.12

あした早速100均で買ってきます!ストップウォッチ!

1分で大切な仕事を片づける技術

1分で大切な仕事を片づける技術


「速い」人は、取り掛かりが「早い」人

大橋悦夫さんのお話。この方の本も読んだことないですね。シゴタノ!の人みたいです。ブログはなんどか見たことがあります。

仕事が速い人は、とにかくスタートし、走りながら考えるのが特徴です。うまくいかなかったら、走っている途中で方向を変えればいいと考えているわけです。また、速い人は5分でも時間があれば取りかかろうとするのに対し、遅い人は仕事を終わらせるところまでもイメージしようとします。途中で失敗したくないという変なプライドが高いんですね。しかし、仕事に終わりなどありませんから、膨大な仕事量が頭に浮かんできて、"今はとても無理だ"と考えてしまう。その結果、いつまでたってもスタートしないということになるのです。つまり、仕事の速さで重要なのは"時速100キロ"のようなスピードや、キーボードを打つ速さではなく、"早く"取り掛かることなんです。
p.16

成果を5倍にする ライブハックス! (ゴマ文庫)

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段取りについて。人材育成コンサルタントの内田和俊さんのお話。

 内田氏は、学生時代の工事現場でのバイトを通じて段取りの重要性を学んだという。
「現場の親方からは、耳にタコができるほど『段取り八部に仕事二部』といわれ続けました。(中略)
そういう段取り上手な親方の現場は、とにかく仕事が早く片づきます。だから昼寝の時間があったり、みんなで仕事帰りに飲みに行ったり、現場に好循環が生まれていました」
p.18

なるほどー。準備は徹底的にしとくと、順調にいくと。


だいぶページを飛ばして、「すぐできる速読&理解度UPテクニック」。宇都出雅巳さん。

速く読むための5カ条

  1. まずは目次と見出しに目を通す
  2. まえがき、あとがきを読んで全体を把握
  3. できるだけ速く読む
  4. 分からないところは飛ばして読む
  5. 繰り返し読む

p.34

最後の繰り返し読む,ってのが重要ならしいです。なかなか繰り返し読みはできていないんで、今度やってみたいところです。ぼくの場合、読書メモをブログにして、それを製本して時々読むようにはしているんですが、もっと速い段階で繰り返し読みの習慣をつけるようにしたいものです。

速読勉強術 (PHP文庫)

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速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術

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以上っす。