RstreamA1+イオンSIMなら、激安スマホ生活!(2台持ちで2280円)

もうケータイ市場はスマホ一色で、ガラケー保持者は肩身が狭い感じになっているかもしれません。
スマホ持ちの友人・家族から「iMessageしよーぜ」だとか、カカオトークしようぜ、viberしようぜ、なんていう誘いを毎日のように受けてうんざりしているかもしれません。だからといって、スマホ買ってもパケットじゃんじゃんつかってすることもないし、、、って気持ち、よくわかります。そんなガラケーで十分だけど、格安でスマフォもてるなら、持っておきたいかな・・・って人たちに今日は提案してみます。

RstreamA1+イオンSIMで、激安でほぼスマホ生活ができます。

    • 初期費用
      • RstreamA1の端末台が7800円(ソフマップ)。いわゆるSIMフリー白ロム
      • イオンSIMの契約手数料が 3150円
      • RstreamA1にいれるmicroSDカード:数百円
    • 月額費用
      • 機種代不要!
      • イオンSIM 月額985円!
    • 解約費用
      • 不要!2年縛りもなし!

Softbank ホワイトプラン980円+S!ベーシック315円+イオンSIM 985円。家族間メール以外のメールとパケット通信はRstreamA1でやるようにすれば、ガラケーAndroid端末の2台持ちで2280円。ほぼスマホ生活ですね。実はイオンSIMで通話プランSというのをつけると2270円で通話と100kbpsの通信ができるようになり、RstreamA1の1台だけで済むようになっちゃうのですが、通話プランはデータプランと違い、解約手数料がかかるし、3台キャリアのケータイ番号・ケータイメールは必要かと思いうので、今回は通話プランSはパスです。

 どうでしょう。月々の通信費985円だけで、Andoroiderの仲間入りです。ただ、イオンSIMの回線費用が安いのはわけがあります。とっても遅いんです。上り・下りともMAXで100kbpsしかでないです。普通のスマフォは3G回線で 500-900kbpsくらいでるとおもいますから、相当遅いってことがわかりますね。動画とかGoogleマップとかもう無理です。(イオンSIM公式

 ただ、パケットジャブジャブ使うリッチコンテンツを万人が必要としているかというと、そうではないはずです。イオンSIMは「メールチェックとツイッターカカオトークだけできればいいや、あと遅くてもいいからちょこっとだけWEBも」って人にジャストフィットなプランになっています。

 そしてwifiできるRstreamA1にさすことで、「普段使えるWi-Fiスポットが自宅と会社にあるし、外出してる時くらいは遅い通信で全然我慢できる。」って感じにもなりますよね。

 ただ、いくらリサーチしても理想と現実は違うもの、そこでぼくは2日間、100kbpsの通信で発狂せずにやり遂げれるか、試してみました。ふだんWimaxルータを持ち歩くぼくが敢えて、Wi-Fiをオフにし、試用してみました。

  • よい
    • カカオトークOK(数回に1回、書き込みに失敗し再試行する場面も)
    • Evernoteのテキストのノートアップロード問題なし
    • Gメール(GoogleApps独自ドメインメール)OK
    • Twitter データの取り込み遅いが、なんとか使えるレベル
    • 地下鉄でもホームなら通信可(さすがFOMA回線)
    • RstreamA1って数世代前の機器(Android2.1)みたいなんだけど、操作はサクサク
  • 悪い
    • 電車移動中は、電波のつかみが悪い
    • 満員電車だとさらに悪い。たぶん、データの利用優先順位は最低のはず。ドコモユーザ様のつかわれなかった回線のおこぼれが割り当てられてる感じでイライラした
    • 地下鉄移動中は、電波はいらない
    • カカオトークの書き込みが失敗することがあるので、「送信」押したあとは数秒結果を見守る必要がある

 もう、普段Wimax使ってる人が急に乗り換えたら、発狂するかもしれない遅さ。ぼくはその昔、京ぽんW-Zero3で遅い回線でちまちまやる耐性はついているので、大丈夫でしたが。逆に言うと、これまでガラケーでもパケットほぼつかわない、スマフォなんて触ったことないという人には、ふーん・・・ですまされるレベルではあります。一応100kbpsはでていますんで。その昔、通信料を抑えるための、京ぽないずされたWebページや webプロクシが流行りましたが、ブーム再来を確信しております。iPhone/Androidもいかに少ない通信料で利用できるかを主眼においたものもどんどん出てくるはず。

 スマホ保持者の乗り換えにもメリットがあります。パケット代が安くなるだけではありません。今まで2chのまとめサイトを一生懸命読んでいた通勤電車は必然的に読書スペースにかわることになり、読書量が激増することは間違いありません。よかったですね、これで念願の資格取得・給料アップで幸せな人生です。

 Wimaxが大体3880円/月だとして、年間 46,560円! すごい金額ですよね、そこまでパケット代に金かけて、相応のリターンを出せているのか、自分自身悩んできました。数カ月後はぼくがイオンSIM買ってるかもしれません。

 今回は試用レポートというよりは、上記のニーズの方に依頼されセットアップ・動作テストしていただけなので、ぼくのものではないんですよ。もう手元にもないですし。なので、質問とかには充分に答えられないかもしれませんが、一応セットアップの流れだけ、書いときます。また同じような依頼内容がくるかもしれませんしね。

イオンSIM

取り扱いイオンに行きましょう。イオンSIM取り扱い店舗一覧
ケータイ売り場のカウンターで「イオンSIMください。」「どのプランですか?」「980円のやつです」「らじゃっ!」って感じで30分くらいでお持ち帰りできます。身分証明書とクレジットカードだけあればOK. 契約手数料の3150円もクレカ払いです。現金では払えません。

イオンSIM 契約までの流れ : http://www.bmobile.ne.jp/aeon/flow.html

Rstream 起動からイオンSIMでの通信まで

RstreamA1は最寄りのソフマップ行ってください。おそらく中古売り場や自作コーナー周辺にワゴンでつまれているでしょう。7980円です。Twitterで「Rstream ソフマップ」で検索してみると、状況がわかると思います。Amazonでも9900円で売ってますので、往復交通費等も考慮して選択してください。

モバイルIPフォン RstreamA1 ブラック(SIMロックフリー)

モバイルIPフォン RstreamA1 ブラック(SIMロックフリー)

モバイルIPフォン RstreamA1 ホワイト(SIMロックフリー)

モバイルIPフォン RstreamA1 ホワイト(SIMロックフリー)

sofmapのネットショップでも売ってます(在庫は20個くらいしかないもよう・・)→ http://www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=11761468/-/gid=UD12020000 (2012/01/28追記)
今日見たら、もうリンクが消えてました。ついに売り切れたか。。。(2012/02/02追記)

RstreamA1仕様 : CPU=600Mhz, WiFi=802.11b/g, 3.2inch, Camera=500万画素

詳しくはここに手順があります →その他のAndroid OSの設定方法 | b-mobile

  1. 停止しているRstreamA1の裏ブタをあける
  2. バッテリーはずす
  3. microSDカード入れる(とりあえず、そのへんに転がっていた2GB)
  4. イオンSIMを入れる
  5. バッテリー入れ、ふた閉めて起動
  6. そのままだとアンテナマークはでるが「ネットワークに接続していません」みたいにでる
  7. 設定→無線とネットワーク→モバイルネットワーク→データローミング にチェック
  8. 設定→無線とネットワーク→モバイルネットワーク→アクセスポイント名→メニューボタン→新しいAPN
    1. 名前: bmobile
    2. APN:dm.jplat.net
    3. ユーザ名: bmobile@aeon
    4. パスワード: bmobile
    5. 認証タイプ: PAPまたはCHAP
  9. メニューボタン押して保存→いま保存した「bmobile」選択
  10. これで、画面上部、アンテナマークの隣に「H↓↑」みたいなアイコンがでてればOK 
  11. ためしにWebサイトを開けるか確認する

Android初期設定(お好みで)

  1. キー入力時のバイブをやめる : 設定→サウンド&画面設定→入力時バイブレーション| のチェックを外す
  2. バックライト消灯時間を増やす(デフォルト30秒): 設定→サウンド&画面設定→バックライト消灯| 10分にする
  3. microSDカードのフォーマット(microSDカード上のデータを消す):設定→SDカードと端末容量→SDカードのマウント解除→ SDカードをフォーマット
  4. GPSを有効にする : 設定→現在地情報とセキュリティ→GSP機能を使用 | チェック入れる
    1. トップページからGoogleMap開く→メニューおして現在地 ...でいけるかとおもったが「一時的に現在地を検出できません・・・」となった。フーム...あとまわし!
  5. GoogleAppsのアカウントを追加 : 設定→アカウントと同期→アカウントを追加→Google
    1. Googleアカウントの設定「次へ」
    2. Googleアカウントをお持ちの場合「ログイン」
    3. ユーザ名:GoogleAppsのメールアドレス / パスワード :パスワード →「ログイン」
    4. 画面上に表示されている文字列を入力→次へ
    5. これでOK(Androidマーケットとか, G-mail, 連絡先が使えるようになる)
  6. 日付形式を変える(デフォルト12/31/2037):設定→日付と時刻→日付形式→2037/12/31

自宅の無線LANWifi)につなぐ

  • イオンSIMの下り100kbpsでとアプリ落とすのも一苦労、家の中ではWifiで快適に使いましょう
  1. 設定→ 無線とネットワーク →Wi-Fi |をタップ
  2. Wi-Fi設定→自宅のWi-Fiネットワークの名前(SSID)を探してタップ、パスワード入力

日本語入力システムの変更(デフォルトのTouchPal→OpenWnn か Google日本語入力

デフォルトの文字入力だとフリック入力ができないのでOpenWnn か Google日本語入力をインストール。個人的にはGoogle日本語入力がおすすめ。
インストールしただけじゃ使えないので、どこか文字入力するところを長押しで、入力方法をTouchPalから切り替えましょう。

PC-tool

RstreamA1とPCをUSBでつなげると、setup.exeを実行しますかとポップアップがでるので、実行するとPC-toolが開く。とくにインストールCDはありません。つなぐだけ。できることは、

  1. MicroSDカードのフォルダ開く(explorerで microSD内のフォルダが開く)
  2. RstreamA1をモデムとして使う(できなかった。通話できないSIMなのでできない?)
  3. 電話帳の同期

電話帳の同期は便利かもしれない。でも今回はGoogleAppsの登録をしてあるのでAndroidの電話帳もGoogleAppsの連絡先と同期されるので不要。

カメラ・ビデオ

デフォルトのカメラ・ビデオはsdcard上に記録できた。保存先はとくに設定できない模様。画質は500万画素、なかなかよい。

アプリのインストール

  • Y!ヘッドライン:ニュースを手軽に見れる
    • 地域設定すれば天気も
    • 表示させるニュースを厳選しないと、データ取り込みに時間がかかる
  • SilentCam :無音カメラ。デフォルトのシャッター音は大きすぎて猫が逃げちゃう
  • ショッピ:バーコードをかざせば価格比較
  • Y!乗り換え案内:定番
  • clip weather : 週間天気を画面上に表示しておけるウィジェット
  • AndFTP:ftpクライアント
  • ConnectBot:sshクライアント
  • RemoteRDP Lite:リモートデスクトップクライアント
  • Evernoteクラウドメモ帳
  • Skitch:Evernote連携の画像編集ソフト
  • カカオトーク:定番チャットソフト
  • TweetDeck:定番Twitterクライアント
  • ジョルテ:定番カレンダーソフト
  • Speed Test:ネット速度を計測 (ちなみにイオンSIMでの計測は 下り89kbps/上り96kbps)
  • ワペディア:WikiPediaクライアント。100kbpsでもなんとか検索できます。
  • Kanji Recognizer:手書き漢字検索アプリ。ボタンが押しにくかったりするが、書き順を表示できたりと便利
  • Opera mini:Webブラウザ。イオンSIM使っている以上、こいつとの出会いは必然だった。
  • Amazon :Oneクリック購入の設定をしておけばスマートに買える。

テザリング

台湾でも同一のモデルがうられているようで、そちらはAndroid2.2とか2.3のROMが公開されているという噂。それらを頑張ればテザリングできるようになるらしい。ただし今回はぼくがつかうものじゃないので、パス。100kbpsをテザリングして使う用途もないでしょう。といいつつも、やりかたはとても難しそうです・・・。ぼくにはまだ敷居が高いな。iPhoneの脱獄とかAndroidのroot化とか、、、いずれはやってみたいですね。(2.2は以下の日記で書きました→ RstreamA1 Android2.2化 - kiyoshi_netの日記 )

MUCHTEL公式2.2に上げるだけで設定からwifiテザをオンにするだけで普通にできました。

http://shanatan.moe.hm/wp/?p=873

Rstream A1をCM7.1にしてカメラとか使う手法 2012/01/09版 | OSAKANA TAROのメモ帳


Rstream A1のスペック(Android Status Reportというアプリで出力、一部のみの抜粋)

Android Status Report, genareted on 2012-2 뙉-25 15:25:58


    
Kernel: 2.6.29 Up: 7hours, 8mins Awake: 2hours, 10mins
Phone#: 080XXXXXXX MIEI: 35260XXXXXX Network: HSDPA (NTT DOCOMO 3G+) Status: Connected
Type: ARMv6-compatible Max Freq: 600.0MHz Current Freq: 600.0MHz BogoMips: 599.65 Usage: 24% 2%(kernel) 22%(user)
Total: 178MB Used: 148MB Free: 30MB
Total: 171.50MB Free: 31.06MB
Total: 7.48GB Free: 7.31GB
80% left, Not Charging
Total: 89 Kernel: 51 User: 38

SPEEDTEST.NET の結果(自宅WifiとイオンSIMでの比較)

通信方式 Server PING Download Upload 備考
自宅Wi-Fi Tokyo 26ms 14202kbps 11756kbps
イオンSIM Tokyo 421ms 79kbps 112kbps 調子いい時
イオンSIM Tokyo 2579ms 88kbps 161kbps 通常
イオンSIM でのネット通信するアプリのもたつきは、pingの応答速度にでてるように「とにかく、つながるまでが遅い」といえるのでは。セッションが開始されるまでが待たされるが、転送が始まってしまえば、そこまで100kbpsでもそこまでイライラはしないかないと。 満員電車や新宿付近でカカオトークの書き込みが失敗して再送信をうながされるのも、つながりがわるくてタイムアウトしちゃうんでしょうね。カカオトーク側のしきい値が厳しすぎな気もしますが。

Android2.2化

RstreamA1 Android2.2化 - kiyoshi_netの日記 で書きました。