小飼弾さん『弾言』(Kindle版)

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

購入の経緯は

Kidle版100円だったので(紙の本は1500円!)。あと最近Perlに関心があって、Perl=小飼さんということで。

本の対象読者

若者。

著者の考えはどのようなものか

人生をバランスシートで管理しようという内容だが、そこはピンとこなかった。

その考えにどのような印象を持ったか

会計をもうちょっと勉強しないとなー。

印象に残ったフレーズやセンテンスは何か

時間というのはどんなにカネを払っても増やせない、最も貴重なリソース

もう残業やめます。

誤解を恐れて冗長に話すことは、受け手にコストを払わせることになる

お互い空気よみながら許し合えば世界はもっと効率的になるよね。電子レンジの説明書に「ネコを乾かさないで」と書いてあるらしい。そんな説明は確かに冗長だ。

オープンソースのプロジェクトの開発者は基本的に無償ですし、参加している当人たちにしてもなぜこんな仕組みがうまくいっているのかはよくわかっていません。

小飼さんはPerlのオープンプロジェクトに参加されているとのこと。オープンソースは心の満足なんだとか。素晴らしい文化ですね。

すぐクリアできる、お楽しみを手元に用意しておけ

恨みを忘れると、心の負債が減り、利益を生み出せる

世界平和実現の唯一の方法ではないかと。

ベーシック・インカム

他の著作でもかかれていたけど、いっけん共産主義的ではあるものの、最低限の生活費が確保されてあとは自由に頑張ってくださいっていう社会、それはそれで個性的で文化的で多様性のある社会になるきがする。次期大統領は小飼さんに一票ですね。

類書との違いはどこか

ホリエモンさんたちと一緒にベンチャーを大企業にしたてたという実績からくる自信、それがすごい説得力をもっていますね。

関連する情報は何かあるか

関連しないけど、本文中をに関連書籍が紹介されていて、クリックしたら即アマゾンのページに飛ぶのはKindleならではの利点だなーと思った。が、飛ばされた先のURLをよく見ると、アソシエイトには山路 達也(弾言の共著者)さんのIDが・・・。なるほど、本売っても儲かる、関連書籍を読者が買っても儲かるという二段構えの戦法。書評ブログを書籍化してもうける、そのアイデアいただきました。