映画がよかったので小説版「永遠の0」も読んでみた。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

小説版もおもしろかったですよ。史実とか兵器とかにも詳しくない自分のようなミーハー読者でも引き込まれるようなストーリー展開でありながら、結果的に戦記モノでもあり、零戦や戦闘機の解説までしているという、ものすごい大盛りな小説でした。


500ページ以上もありましたが、引きこまれて一日で読破してしまいましたよ。薦めてくれた友人がラノベ感覚で読めるといっていましたが、その通り。小説ってのはこうでないといけないと思います。


史実にも兵器に詳しくないくせに偉そうに語るなと怒られそうなので内容詳細についてはとくに書きません。


映画のほうが主人公の人間味とか愛情をうまく表現できていて、それでかつ2時間ちょっとにまとめれています。時間のない人は映画だけでもいいかと。ぼくは映画のほうがよかったですね。BDでたら間違いなく買うレベル。


ただ、時代背景や各海戦の解説を楽しみたいなら小説ですね。映画ではそのへんを役者の台詞で表現するのは難しいですからね。最初よんだとき、艦これの副読本か解説本かと思ってしまいましたよ。各作戦にたいする作者なりの考察もそれとなく書かれており、戦記モノ初心者思い。


映画もう一度見にいきたいです。


以上