ファイルサーバのHDD換装に伴うデータ移行はdump、restoreで。(CentOS)

ファイルサーバの容量がいっぱいになってきたので、HDDを換装した。2TBから4TBに。


以前も似たような記事書いてた。。。→ CentOS Disk増設 データ移行 - うれしいブログ

環境
機種: ネットブック Acer AOA150
   CPU : Intel(R) Atom(TM) CPU N270 @ 1.60GHz
   Memory : 1.5GB
   HDD : 内蔵160GB、外付け2TB(USB2.0)
OS : CentOS Linux release 6.0

玄人志向の玄立があったので、それでクローンですまそうかとおもったが、LVMではないので、ファイルシステムの拡張ができない。。。失敗した。


仕方がないので一番レガシーな方法でコピー。

  • 玄立の空きスロット(HDD1)に新規に購入した4TBを指す
      • ※間違ってクローンボタンを押さないように注意。クローンはHDD1→HDD2に対して行われるので、すべてがおじゃんになる
  • 事前準備としてdumpコマンドをインストール (# yum install dump )
  • OS上でフォーマット(parted, mkfs の記事はこちら。 )
  • コピー中にデータが増えたり減ったりすると困るのでマウント解除
 # umount /data
  • dump/restoreコマンドでコピー
 # mount -t ext4 /mnt
 # cd /mnt
 # dump -0uf - /dev/sdb1 | restore -rf -

ただ、これだとmac book airがスリープになったりしたときにsshセッションが切られ(bashがとまり)、dumpコマンドが途中で終了してしまう。ので以下のシェルを作ってやる。シェルスクリプトと読んでいいのかどうかは分からないが。

# cat dump.sh

cd /mnt
dump -0uf - /dev/sdc1 | restore rf -

で、バックグラウンドで実行する。

# sh dump.sh &

あとはスリープになろうがsshからexitしようが、突然ターミナル窓閉じようが、バックグラウンドでdumpが進行するので大丈夫。じゃ、寝るか。。


関連記事:
4TBのHDD買った。15,979円。 - うれしいブログ

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以上