漫画: 蒼い世界の中心で

漫画: 蒼い世界の中心で

ネタバレあり

蒼い世界の中心で 完全版1 (マイクロマガジン☆コミックス)

蒼い世界の中心で 完全版1 (マイクロマガジン☆コミックス)


この製品版を読んだのではなく、無料で読めるWEB漫画版を読みました。
本格的なWEB漫画を読んだことはほとんどなかったのですが、
なかなかのクオリティ。たいしたもんです。


無料WEB版はここから読めます。
http://oab.sakura.ne.jp/gia/index.shtml


作者のクリムゾンという人(団体?)はエロ同人誌系で有名らしいのですが、
本作品では直接的なエロはでてこないのでご安心を。
ただ、一部の主人公キャラが下ネタを連発しますので、
子供向けではないですね。
(棒を挿れるのが宿命の人なんで、許せる範囲)
ま、メガドライブファミコンの闘争なんて、子供たちは興味ないですよね。


前述の通り、内容はセガ任天堂のハード戦争をパロディ化+ゲームソフトを
擬人化したファンタジーチックなストーリーになっています。
この漫画を教えてくれた友人いわく、「ネタがマニアックすぎる」。
ぼくも卒論はゲーム業界について書きましたが、ゲーム業界には
それほど詳しくない。しかも、メガドライブとかCDロムロムなんて
小学生のころの話、家も裕福じゃないし、小遣いもすくなかったので
このころのゲームなんてFCオンリー。周りの友達もPCエンジンもってれば
いいくらいで、メガドライブなんてさわったこともなかった。
ファミ通や、中古ソフト屋でソフトをちらっとみるくらい。


なので、任天堂系以外のネタはほぼわからなかった。
でも、ストーリー構成がしっかりしてるので、楽しく読み進める。
なんとなくハンターxハンターっぽくて、念はでてこないけど、
アクション、シューティング、パズルなど
流派がわかれてるが、パズルやロールプレイングなどよくわからん。
最後はまだ完結してないっぽいけど、幽☆遊☆白書の最後の天下一武道会っぽく
なってる。


ぼくはMotherが好きなのでネスが任天堂6将軍としてでてきたのはよかった。

http://oab.sakura.ne.jp/gia/cha/chara_2.htm


こころに響いたゼリクのセリフ。
(マジコン軍に協力するガキどもに対して)


「お菓子もオモチャも人の力も技術もそう・・・
すべては莫大な時間と資金と苦心が
詰め込まれた クリエイターたちの努力の
結晶だ


いいか ガキども この世にはな・・・
無断でかすめとってもいいものなんて
何一つねぇんだよ!」

http://oab.sakura.ne.jp/gia/story/53/page1a.htm


ちょっとまえ、
蓮舫大臣が子どもにマジコン与えていた疑惑が話題になりましたが、
大人たちが気をつけて子どもを導いてやらないといけないですね・・・。


ドラクエの勇者の設定とか最強すぎて笑える。
セリフが「俺にまかせろ」とか「ガンガン行こうぜ」とか
完結すぎる。


ただでこのクオリティの漫画見せてくれるのはすごい。
★★★★☆