(読書)投資ミサイル  竹内謙礼・青木寿幸 著

投資ミサイル

投資ミサイル

  • 読み物としても面白い投資の本。
  • 小説です。
  • 大事なところは四角で囲ってでてきます。
  • 冷静な登場人物が感情を挟まず淡々と投資の極意を解説してくれます
  • 読んで得する本といえるでしょう。
  • 「ギャンブルは必ず負けるが、株は胴元の取り分がすくないから、うまくやれば負けない」とのこと
  • とりあえず株は個別銘柄を買うのも勉強の意味もこめて重要だが、TOPIX連動のETFを中心にすえておけば6%の利回りは間違いないらしい
  • 「不動産投資は難しい。投資用に本当にいい物件なら、販売員がまず自分で買うだろ」とのこと
  • 評価:★★★★★

本書とは関係ないが、昨日WBS見てたら孫社長がでてた。例の光の道。たしかに、孫社長が「日本の未来のため」と熱をこめて語るすがたにはジーンときたが、なんか裏がありそうな気もする。まー、既得権益のかたまりNTTが儲かるくらいならソフトバンクのほうに頑張ってもらいたいというのが人情か。

それにしてもWBSの進藤隆富アナウンサー、孫社長様にやけに攻撃的で敵意すら向けていた、なにさまのつもりだ?「自分の周りにはアイフォンもった人が結構いて、アイフォンの電波がプツプツきれるといっていますが、どう対応するつもりですか」みたいなのを孫社長にきいてた。まったくもって漠然とした思い込みに近いネタをもとに社長様に質問してんだ、ほぼ言いがかりに近い。ビジネスニュースのアナウンサーならもっと納得のいく数字と比較対象をだして質問しろよ。見ていて不愉快だった。話の内容からして、アイフォンもってないだろうし、そんな質問に回答してもらって、あんたになんかいいことあるんですかと。自分アイフォンもってて、こうこうこういう場面でよく途切れるんですよー、みたいなのだったらまだ良い。まったくの言いがかり。

もう一人のおっちゃんは光の道の事業的な狙いとか、インフラに投資する意味を質問したり、小谷アナウンサーは、未来の情報産業のあり方についてとか、ほんと視聴者が聞いて徳をするようなハイレベルな質問をしていたのに、進藤アナはなんだよ、ケンカうってるだけじゃんか。最後に「ドコモがアンドロイドだしてきましたが、アイフォンはもうだめんじゃないすか」みたいな質問してた、ほんと呆れた。アンドロイドならKDDIソフトバンクも出しとるわい。でも、そのおかげでiPhone5,6の開発がすすんでいるという情報が聞けたのは結果的グッジョブではあった。態度は好きになれないな。

本書とはまったく関係ありません。

以下メモ

 目次
プロローグ
序章 「新しい上司の名前は、ロボット?」
第一章 自分の夢を、ビジネスで実現しようとするな
第二章 寝ていても儲かる、株の投資話
第三章 ハイリスクでも、ハイリターンとは限らない
第四章 売上が上がらないものには、価値がない
第五章 運に任せた人生は、努力の効率が悪い
エピローグ

「普通のギャンブルは、必ず、みんな負ける」
(中略)
「胴元が賭け金から取り分をもらって、その残りを、みんなに配からだ。例えば、パチンコであれば20%、競馬なら25%、宝くじなら50%を、胴元が搾取しているんだ。だから、長期間やっていれば、胴元以外の全員が負けて、勝ち続けることはできない。」

ギャンブルはやりませんが、参考にしときます。宝くじって、そもそも配当に回せる金が半分しかないんですね。

投資をする目的・メリット

  1. 意思決定に対する自己責任を持つようになる
  2. 経済や社会の情報に敏感になる

個別の株への投資で、気をつけるべきこと。

  1. 個別の株であっても、同じ動きをしない業種を選んで、分散投資する
  2. 証券会社の手数料など、無駄なコストはできるだけ小さくする
  3. 株価の短期的な動きに反応せず、会社の実力が反映される長期間で予想する

プロスペクト理論について

”利益のときには、早めに確定させることでリスクを回避し、損失のときには、できるだけ確定させないので、結果的にリスクをとってしまう”という人間の感情を分析したプロスペクト理論は、2002年にダニエル・カーネマンがノーベル賞を受賞している

まさのボクの投資スタイル・・・。