Apple Keyboard で親指シフト

最近はiPhone効果でMacが注目されている。近くのビックカメラもアップル売り場が拡大されている。ぼくも前の日記*1で書いたように、AppleKeyboad(MB869J/A)を見かけてデザインにほれ込んで衝動買いしてしまった人です。

最初は親指シフトで使おうとは思ってなくて、普通のWindows用キーボードとしてつかってました。もともとマックのキーボードなのでWindows環境では認識しないキーとかあったり(とくにdelキーがないのは違和感ある)して、「ドライバないのか!」って話になる。

ぐぐってみると、ぼくと同じような動機でキーボード買って同じように困ってる人がいる模様なのはわかった。でも、フリーで完全解決ってわけにはいかないことがわかり、キーバインドだけフリーソフトで変更して使ってました*2。ところが最近、長文の日記書くことがおおく、ローマ字うちだと疲れるなー、親指シフトしたら少しは楽になるかなー、ん、まてよ、Apple Keyboardのこのキー配置、ぎりぎり親指シフトできんじゃね? となったわけです。

しかしひゅんQ使うにもJapanist使うにもこのスペースキーの左右のキーそのものが認識されていないので、代替キーも割り当てようがない。こまったなー,シェアウェアのドライバ「AppleK」は試用期間おわって消しちゃったしってことで、再度ググってみると、ドンピシャなページを見つけちゃいました。告白します、この記事はそのページの二番煎じ以外の何者でもありません。

http://blog.goo.ne.jp/hiro256/e/ffec1361c7656d2cb2705a259658d106?fm=rss
(上記サイトではbluetoothキーボード、bootcamp3.1でやってますが、ぼくは有線、あとブートキャンプ3.0 です。OSは同じくxp sp2)

本題。手順は下記の通り。

  1. Snow Leopardのメディア買う
  2. メディアの中の「AppleKeyboardInstaller.exe」を実行して、キーボードドライバだけインストール
  3. ChgKeyで「かな」キーを「変換」キーに変更する
  4. Japanist2003を買う
  5. Japanist2003をインストール
  6. 「S+Space」を半角キーに変更する

以上です。

以下は手順メモ。

  • まずはSnow Leopardのメディアを買いましょう。ヤフオクで3,000円くらいで売ってます。BootCampはWindows用のアプリケーションなので、H/Wがマックじゃなくても全然心配いりません。最初はブートキャンプをインストールしていましたが、どうもアップルキーボードのドライバセットだけいれればいいようです。なので、bootcampはインストールせずに以下のパッケージ「AppleKeyboardInstaller.exe」をいれるだけにしました。

(ちなみに、以前gigazineにドライバのバックアップするソフトがあって*3試した見た。アップルキーボードのドライバだけ個別でぶっこ抜けたように見えたけど、リストアできなかったので、使えないってことでしょう。)

「AppleKeyboardInstaller.exe」のインストールに成功すると、以下のような画面が出る。

また、デバイスマネージャーでも「Apple Keyboard」として認識される。

スペースキーの左隣の「英数」キーは 「無変換」で認識され、右隣の「かな」は「カタカナ」として認識されます。

  • ChgKeyで「かな」キーを「変換」キーに変更する。これをやんないと後で出てくるJapanist親指シフト設定ができない。

before

after

  • Japanist2003をインストールします。価格コムとかで買ってきてください。3,710円とかでうってます*4富士通系の会社が出してるんですが、発売から7年間メジャーバージョンアップがないソフトです。64bitWindows7に公式対応していません。個別パッチは数回でたみたいですがこんごのサポートが非常に不安。てかJapanistを500円くらいで売ってれば、親指シフトユーザーがもっと増えると思うのですが、いかがでしょうか。

下の画面ではいらない機能をそぎ落としてカスタムでインストールしてます。

  • 最後にJapanistの設定画面で、「快速親指シフトを使用する」にチェックいれて、「S+Space」を半角キーに変更する(下の画像)で、終了です。お疲れさまでした!


最後に使用感ですが、やべ、すっげー快適、というわけにはいってません。ひとつはぼくがしばらく親指シフトつかってなかったってのと、このキーボードで親指キーわりあてて使うことにまだなれてないってことで感じる違和感がまだあります。

それからブートキャンプ内のドライバいれたことによって英数、かなが認識されたのはよかったのですが、ファンクションキー(F7とか)が、「fn」キーを押しながらじゃないと効かなくなったってのが超絶不便です。文中でカタカナにしたいときとか。ドライバいれる前は「f7」はWindowsからも「f7」として認識されていたのに・・・。fnキーの位置をずらすしかないな、この位置はつらすぎる。あと、iTunesいれてないからかもしれないけど、音量でかくするキー(f12)とかマック固有機能キーはいまんとこ使えてない。

あとJapanist、キー押してから画面に表示されるまでタイムラグを感じるような気がするのは気のせいか。GoogleIMEのように予測候補が2文字以上うったらでてくるのはありがたい。ただGoogleIMEでは複数の候補がでたときtabキーで切り換えしてたけど、Japanistでは↓キーをおして切り換えしないといけないので、すこし違和感ある。

あとは長文かいて疲れないか、試してみないとなー。ちなみにこの記事も親指シフトで書いてますが、まだぎこちない。キー配列を感覚で覚えている様なかんじなので、ときどきミスタッチしたりするので。高速打鍵できない分、疲れないということがわかった。それはそれで収穫。

■参考リンク