化物語(上)(下) 西尾維新:著

昨年みて気に入ったアニメ「化物語」。お気に入りどころの話じゃなく、感動の超気に入り。ただ、さすがに原作読んでなくて「このアニメおもしろいよ」と人にすすめるのはかっこ悪いので、読んでみました。

しかし、今の時代、ラノベも図書館で借りれるんですねー。すごい時代になったもんだ。

小説、おもしろかったです。基本的には怪異にまつわる大本のストーリーがあるんだけど、メインはアララギ君と女の子たちの漫才のようなやりとりにある。ほんとよくこんなおもしろい会話を書けるなーと感心しますよ。

小説読んでから,アニメを思い返すと、アニメはほんとものすごい再現力だったと思います。ひたぎさんが「私の声を担当している声優さんが・・・」みたいな会話も原作であったし。あれはアニメ用のアドリブなのかとおもっていたけど違ったんだなぁ。忍野さんが、塾の屋上から(サヨナラの)挨拶するシーンは原作にはなかった。あと、白波公園には遊具がブランコしかないことになってる。ま、どうでもいいことですけどね。

カンバルとの会話は、アニメではそのまま流せないくらいやばい、エロい。そして量がおおい。エロいがでも下品ではない。それでもこれはアニメでは省かざるをえなかったんだろうなと、自主規制なんだろうなと納得。

まよいちゃんとの会話部分が一番癒されましたね。ひたすらまよいちゃんの出現シーンを待ち望んでいましたよ。

この小説を読んでも、忍ちゃんとアララギ君との間に何が起きて、羽川さん・忍野さんがどう関わったのか、曖昧にしか書かれていなかったので、やはり気になる。どうも別の小説に書かれているようなので、また読んでみたいな。

ラノベ、馬鹿にできないですねー。少なくとも今のぼくのなかでは、小難しいブンガクなんて読んでる暇があったらラノベを読みますね。

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

上と

化物語(下) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

化物語 戦場ヶ原ひたぎ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

化物語 戦場ヶ原ひたぎ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

これは間違いなくほしい。

この忍ちゃんはベストバイだと思うんだ。陳列スペースと家族の見る目がこわくて買ってませんが。