回線混雑時にばっちり連絡用として使えた「カカオトーク」

今回の災害によって、現在でも携帯電話がつながりにくい状態が続いています。ご家族や同僚の安否確認に時間がかかったかたも多くいらっしゃったのではないかと思います。

・携帯通話ダメ
・固定電話ダメ
・携帯メール(送信から相手に届くまでに2時間とか・・・)△

という感じでした。


そんな中、スマートフォン用のアプリ「カカオトーク」は災害時の連絡手段として非常にやくに立ちました。ほぼ、リアルタイムにチャットができました。

たぶん、パケット通信は混雑の制限をうけにくいんだと思います。携帯メールもパケット通信ですが、きっとドコモなりソフトバンクなりのメール処理に順番待ちが発生し、メール配送に時間がかかっていたのかとおもいます。スマホのアプリでパケット通信する場合は、そくインターネットにつながるので、キャリアのサービスでの処理が省けて、比較的さくさく処理されるのかもしれません。想像ですけど。

カカオトークはいわゆるチャットアプリです。似たようなものは多数あるんでしょうが、これが一番メジャーな気がします。まず、なによりインストールから、友達との会話までの手間が非常に楽。仲間内で複数人でやってるチャットに招待してもらえば、あとは参加者たちを「友だち」登録するだけで、すぐ連絡が取れるようになります。もちろん、連絡する相手にもカカオトークが必要ではありますが、iPhone,アンドロイド 両対応なので、スマホ全盛の現在、だいぶ使える連絡手段になっているのではないでしょうか。


災害の通信混雑時、カカオトークだから良かった、という訳ではないと思います。たぶん、普通にインターネットにつながったり、P2Pでできるチャットソフトならなんでもよかったんでしょうが、他のソフトをしらないので、今回はカカオトークについてだけ書きました。

今のところ、チャット機能と、動画や画像の添付機能がつかえるくらいで、シンプルなものです。通話がしたいって人はSypkeやViberを使うといいと思いますが、安否確認や、作業の進捗状況をつぶやいとくだけでいい、という人はシンプルなカカオトークがおすすめです。

つぶやくという意味でいえば、Twitterでもいいんでしょうが、家族や職場の同僚などのようにクローズドなコミュニティーをつくってそのなかでだけ発言する、ってのには向かないでしょう。

あとは、携帯メールを使わない、GmailやYahooメールをスマホからちょくにメールするってのもいいんじゃないでしょうか(ただし、宛先は携帯メールにはしないこと。宛先もプロバイダメールやGmailなどにすべきでしょう)。


カカオトーク iPhone版ダウンロードページ
http://itunes.apple.com/jp/app/id362057947?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

カカオトーク Android版ダウンロードページ
http://itunes.apple.com/jp/app/id362057947?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

カカオトーク ヘルプ
http://www.kakao.com/talk/ja/faq?tab=android