- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近は火の鳥と狼と香辛料を読んでいます。ただ買って読むのでは面白くないので、ぶらり途中下車でブックオフをめぐり、105円で売っていた時だけ買って読むというゲームをしています。今回はたまたま、火の鳥を香辛料もネタ切れだったので、ちきりんさんの本を読むことになりました。
ひとことでいうと海外旅行のお話です。ちきりさんは学生時代から海外旅行をしていたそうです。それもソ連やベトナムなどの共産圏にいったりしていたそうで、当時としては珍しい行動だったようです。
ぼくも海外旅行というか留学してみたいですなー。若くて独身のみなさんはぜひ海外にでて見聞を広めてもらいたいものです。
メモ
- サファリの箇所から
「今日、生きるために、生きています」・・・「何のために生きているのか?」と問われたら、私はそう答えるでしょう。「人生の意義は何か?」「私は何者なのか?」、先進国では、そういった答えのない問いが、哲学として重々しく発せられます。けれどああいう場所にいると、そういう思索自体が無意味です。私が今日、生きている理由は、明日も生きるため以外のなにものでもありません。それが生き物の人生なのです。
「シンプルに生きていきたい。難しいことを考えるのはやめて、悩まず、シンプルに生きよう」、サファリを経験して以来、私は迷いなくそう思えるようになりました。
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- なるほど、アフリカの圧倒的な自然ってのも体験してみたいですね。
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- あとがきから
つまり私は、日本の若者が昔ほど海外旅行をしなくなったのは、日本が楽しい、いい国になったからだと思っているのです。若者が好きなコト、熱中するモノは時代によって変わります。若い人がネット・コミュニティやゲームに時間を使うことが海外旅行より好きだとしたら、それはそこに次世代の可能性、すなわち未来があると、彼らが感じとっているからです。それをむりやり「海外旅行に行け!」というのは、団塊世代、バブル世代のエゴにすぎません。
この本を手にとり、ここまで読んで下さった皆さまは、海外旅行が好きか、憧れている方だと思います。旅行はそういう「海外旅行が大好き!」て人がすればいいのです。「何かを学ぶため、視野を広げるため、成長するため、強くなるため」に旅行するなんて邪道です。「楽しい、わくわくする、おもしろい、また行きたい!」、そう思える人だけで海外旅行を楽しみましょう。
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- えー、結論がそれですか!ぼくは旅行は好きではない、海外旅行なんてめんどくさくて行く気すらない。でも、武者修行としての海外留学はとっても魅力的にうつるんだ。ちきりんさんの留学についての考えがもっと書かれていたらよかったのにな。
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