映画「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 」ネタバレ

■前売り券特典


◼︎入場者プレゼント
塗り絵図鑑


■映画公式HP
http://www.toei.co.jp/movie/details/1202372_951.html


仮面ライダーの映画を映画館で見たのは初めてかもしれない。そもそも仮面ライダー自体、自分の中では仮面ライダーブラックとRXが最後でそれほど関心のあるジャンルではない。


とはいえ、せっかくお金払って公開初日に見てきたのだから感想くらい書いておこう。


ストーリー紹介はネタバレを含むので注意。


ガイムもウィザードのTVシリーズも時々チラ見したくらいで詳しくはないので、間違いやトンチンカンな認識で書いてるかも知れないので注意。


■ストーリー

簡単には2部構成。第1部がウィザード。第2部がガイム。


第1部ウィザード。
時系列的にはTVシリーズ終了後のよう。残党のファントム(敵)がまだ悪さしており、それをライダーたちが倒すというストーリー。途中、ヒロインキャラのコヨミがでてきて、主人公の葛藤を描くなど、すこし凝ったストーリーになっている。


通常劇場版は本編や原作に影響を及ばさないレベルの内容でただ暴れて終わり、とういパターンがおおいかと思うが、多少凝っている。それでも当り障りのない終わり方で終わる。


で最後に敵を倒した後、ライオン型のライダーがへんな怪物に拉致される、という驚きの展開で終わる。


第2部ガイム
TV版ガイム自体が話がわかりづらい。仮面ライダーたちは何のために誰と戦っているのか全然よめない(TV版チラ見だからかもしれませんがすみません)。で映画でもなんか複数のライダーのバトルロワイヤル大会があって優勝するとパワーアップアイテムがいっぱい貰えるという設定。


ここでも主役級のライダー三人が拉致される(バナナ、オレンジ、ぶどう)。拉致された舞台はパラレルワールドの戦国時代。信長、秀吉、家康などが登場するがジープや銃もある近代的な戦争をしている時代が舞台。戦争といっても各武将が1名の武人ライダーを擁して天下統一のためにたたかうというFate/Stay nightのような内容。武人ライダー以外にも家来(足軽やバイクのり、ジープ乗りなど)はいるが戦力の足しにはならないように見受けられる。この武人ライダーは平成ライダーたちらしいのだが、フォーゼくらいしか知らない。あとは名前もしらない。


パラレルワールドでの戦国時代ではある程度の均衡状態だったのだが、突如「武人ガイム」という領主をもたず単独で行動する謎のライダーが登場し、状況に変化が。第1部でライオン型のライダーをとりこんだ怪人が右腕として使えており、最終的に武人ライダーを全員倒し、吸収した後、「巫女」のちからがあれば天下統一できるという設定らしい。


結局、武人ガイムはライダーをコンプリート吸収しほぼ完全体になるが、金色のウィザードとスイカ型のパワードスーツをまとったガイムが倒す。他の主要キャラも、人気平成ライダーを模したオプション兵装を身につけ、きっとファンが喜ぶよう配慮された姿になり戦う。が自分は詳しくないのでよくわからなかった。


よくわからないといえば、秀吉も意味ありげなキャラだった。これまでのライダーシリーズをみてればわかるネタ的なキャラであったのだろうか。


数年前、昭和ライダーと平成ライダー総出演、のような映画がテレビでやってたのでチラ見したか、戦闘シーンが中途半端な殴り合いのみで、なんとも退屈だったので途中で消した。ヒーロー総出演的な映画は、ファンのために各キャラを登場させることだけが目的のようなのでストーリーなどは二の次なのだろう。映画としては一番おもしろくないジャンル確定だ。子供は楽しいのだろうが。


■ 感想
緊迫感のないライダー同士の戦いを延々と見つづけるというは苦痛以外の何ものでもなかった。上映前の宣伝でやってた「永遠のゼロ」と「CG版聖闘士星矢」が面白そうだった。


評価: ★☆☆☆☆



以上