事前知識なしでも楽しめた「劇場版 サイコパス」ネタバレ

パンフレットが第1週で売り切れたとかで話題になっていた映画です。


原作やアニメがあるようなのですが、まったく見たことありません。かろうじてまどマギ虚淵さんが関わっているらしい、くらいの事前知識で見ました。


映画としてはこの一本でちゃんと終わっているので初心者にやさしいです。映画2部作とか3部作とか最近おおいですが、それじゃ、毎週アニメ見るのとかわらないですからね。


どうしても社会人やってると、毎週深夜アニメを見るとか、撮りためたアニメをイッキ見するとかできなくなってくるんですよね。そうなると1シーズン1作くらいに絞ってみなければいけない。ちなみにいまはGのレコンギスタと艦これしかミてません。Fateとか、パラレルワールド系を何年もつづけられるとちょっと体力的についていけないです。


なので、年々自分にとっての劇場版アニメの重要度はましています。日常でPCの前にすわってシリーズもののアニメみる時間を作るのは絶望的に難しくなってきましたが、週末やレイトショーを利用して劇場に足を運ぶのはOK。むしろ仕事でにつまっていたり、平日残業漬けだったときなどは意識的に劇場で映画を見ることでリフレッシュできるという実証がとれてきました。


昨年末の楽園追放なんかもよかったですね。ちゃんとまとまっていて。


で、サイコパスの話しにもどりますが、2116年の未来のはなし。日本はディスティニープランで支配されて、平和です。警官が拳銃型スカウターをもっていて、スカウターは中央のサーバと情報やりとりして標的が潜在的犯罪者(悪人)かどうかを判定します。まさにスカウター。で、標的が善人だと判定されるとトリガーがひけないしくみ、悪人だと麻酔銃なのか電子レンジでぼんなのかはシステムが決めるみたいで、攻撃する側の主観でダメージがきめられないような仕組みになっているようです。画期的なアイデアですね。おかげで日本の治安はすこぶる良いと。そのスカウティングというかスキャンのことをサイコパスというみたいです。


日本はそのディスティニープランのシステム(なんていったかわすれた)のせいで平和なわけですが、日本以外の世界は内戦続きで、大荒れのようです。100年後の人類しっかりしてくれよ。。。


で、日本はそのサイコパスのシステムをアジアのどっかの紛争国家に輸出していると。そんなおり、日本に武装したテロリストがやってきて、主人公の女性警官がドンパチやって、テロリストの半数を電子レンジでぼんでやっつけて、数名は捕虜として捕まえた。主犯格のやつの記憶チェック(便利な時代)をすると、主人公のもと上司がなんか鮮明な画像ででてきた。


って、なんでストーリーをこんなにこまかく説明してんだ。その辺はどっかのあらすじサイトなりWikipediあでみてもらうなりして。


気になった点、海外が舞台だからって、むりに日本の声優さんに英語しゃべらせなくてもいいんじゃないか。ギャクにかっこわるい。


主人公の女性警官は超危険な任務に単身つかされてたわけだけど、死ぬ気配どころか、傷つくことすらなく絶対の安心感。ハラハラしない。しかも壮大なおとり捜査のコマとして動かされていたというのがラストでわかり、生意気そうな後輩に説明されてかわいそうすぎる。副主人公の狡噛は強そうだけど、つねに戦いに突撃していくタイプで、あぶなっかしい。鋼鉄パンチを顔面になんぱつもくらってよく歯がふっとばないな。


副主人公の狡噛がラスボスに選んだのが、本作ではどう見ても中ボス以下だなとおもってたフルメタアルケミスト。まじかー。無理やりラスボスに昇格させてしまった。。。最終的には2対1の数滴有利にもちこみ勝利するのだが、戦わなくてもよかったんじゃ。。。


で、マキシママキシママキシマって、主人公たちがずっと口ずさんでる人がよくわからん。多分原作でやっつけた中ボス。


それ以外のストーリー構成とかは文句なしですね。エージェントが見知らぬ国に潜入して巨悪を暴くっていう王道ストーリに、綺麗な絵と、かっこいい兵器。見ていてい2時間あっというまでした。とちゅう、主人公と副主人公が傭兵に襲われて、別行動になったとき、あれ?劇場版1本じゃ完結シないパターン??と疑ってしまったが怒涛のラスト早送りでみごと2時間で収めたところは前述のとおり初心者にやさしい、支持できるぶぶん。


予告編でやってたガンダムオリジンが超面白そうだった。ドラゴンボールも行きたい。いやー映画って本当にいいもんですねー。さよならっ、さよならっ、さよならっ!