さらばクロネコメール便

1cm厚まで82円で送ることができる格安のサービスだったんですが、明日3/31でサービス終了です。ヤフオクでものすごく重宝していたので残念です。


信書の扱いを巡って国とたたかってきたが、力及ばずでした、利用者に信書を間違って送ってしまうリスクとか考えると申し訳ないのでサービスやめます」みたいなかっこいいアナウンスをしていましたが、どう考えても82円が安すぎてコレ以上続けると赤字でやばいってことなんでしょうね。物価がガンガンあがっていくなか、82円で全国津々浦々までおとどけはさぞかし苦しかったことでしょう。


メール便なので比較的荷物がうすくなるため、よく郵便事故寸前(一週間たっても届かない)までいって、問い合わせ窓口に電話したりもしました。「至急探しますね。(数十分後折り返し)コンテナの隅っこにあったのを発見しました。至急お届けします、テヘペロ」みたいなやりとりや、ヤマトの問い合わせ窓口にワイモバイルの電話機からはかけれなくて、無料通話がつかえずムカッとしたことも今ではいい思い出です。(公衆電話から0120のほうの番号にかければ無料という情報もありましたが、試せずじまいです。)


4月からは恐怖のクリックポストと付き合っていかなければいけません。クリックポストは設計的にはクロネコメール便つぶし、クロネコメール便の上位互換のはずなんです。暑さ3cmまでOK,追跡あり、ヤフーウォレットで支払いでき、ポスト投函で出荷できるという、いいことづくめに聞こえる、ヤフオクユーザのためのサービス。


が、届くのがものすごく遅い。体感的には定形外よりも+1−2日遅く届くイメージです。噂では陸路しか使わない罰ゲームみたいな配送らしく、実際、首都圏から福岡に荷物送った時4−5日かかりました。追跡WEBの更新も遅い。24H窓口がある地方都市の拠点的店舗で朝イチ9時に窓口で出して、その拠点に到着のタイムスタンプおされたのがその日の23時ごろでした。こちらはあえてこの近所で荷物を一元的に寄せてる店舗はここだ、ってのを調べてそこの店舗の窓口でだしてるんですよ、なんですかこの時差。

朝イチで持ち込まれた荷物くんは丸一日弱倉庫でボケーッと待っていたようなのです。これは検証用に送ったときだったのですが、クリックポストは他の準速達サービス(レターパック)との差別化のために、あえて遅く処理をしているんじゃないかという仮説がぼくのなかで出来上がっています。どんなに朝早くだそうが、処理されるのはその日の深夜1回のみなのではないかと。これにはもう少し検証が必用ですが、4月になればイヤでもサンプルが増えるのですぐ結果はわかるのではないでしょうか。


ぼくのなかではポスト「メール便」はクリックポストで決定です。前の段落で嫌味もかきましたが、これから頑張ってくれよという激励の意味をこめてです。で、梱包資材買うときによく利用している「アースダンボール」のHPにものすごく便利ではかどる一覧表がのってましたので紹介しときます。

http://www.bestcarton.com/orderguide/search-mail.html

いやーすごいですね、ここまできれいな一覧表はすごいですよ。しかもさり気なくその配送規格用の梱包材購入のためのURLまではってあるし。さりげなくね。



しかし、信書の問題もそうですが、日本郵政は巨大すぎて、他社は手紙・メール便系統では太刀打ちできませんね。手紙にいたっては法で独占がみとめられてますし、いまのところ、民営化とは名ばかり感が半端ないですね。


ま、イチ利用者としては配送事故おこさずに頑張ってくれさえすればいいわけですが。