ファイルサーバで使用しているデータ領域の空き容量が少なくなってきた。物理ディスクを複数のパーティションに区切っていて、データ領域以外のパーティションは空き容量が多かったので、そちらを減らしてデータ領域を増やすのがゴール。
- Before
- After
- 離れた場所にある「未割り当て」領域をつかって容量の拡張(ボリュームの拡張)ができない
- 「EaseUS Partition Master Free版」だと、未割当領域を前半に、データが保存されている領域を後半に持っていくことができる。
- EaseUSで 未割り当てをつかってボリュームの拡張をしようとすると再起動が要求される場合がある。
- その他のメモ
デフォルトの「ディスクの管理」とフリーソフト「EaseUS Partition Master Free版」を使い分けることによって、「再起動無し」でなんとかうまく言ったのでメモっておく。
公式サイト ↓
意外と「再起動なしで」というのが難しく、「EaseUS Partition Master Free版」でやると再起動を要求されるのに、OS標準の「ディスクの管理」だと再起動が要求されない、など、動作に違いがあることがわかった。細かい仕様は調べてないし、ちゃんとした検証でもないので参考程度で。
Before
4TB玉(3725GB)のHDDで 「data」用として2TB、残りの1725GB 程度を「img」にしていた。2TBの「data」の空きが少なくなってきたので、imgを削って、dataを増やす想定。
imgを500GBに削って、未割り当て領域を増やした。
↓
After
こうなる。
では、順を追って手順を見ていきましょう。
離れた場所にある「未割り当て」領域をつかって容量の拡張(ボリュームの拡張)ができない
未割当が隣接していないと行けない模様。
AOMEI Partition Assistant(とうとつに出てきてすまん。これもフリーのパーティション管理ツール)でやると、未割当領域が隣接していなくてもできそうだったが、再起動が必要と出た。 ↑ AOMEIでの表示。D:dataを増やしてみようとする。「パーティションの結合」メニューを選択。
こうなりますよ、という画面が出て、いけんじゃね?という気分にさせてくれるが、、、。
アウチ、再起動が必要と出た。しかも4時間かかるとな。チューシー。
↓
「EaseUS Partition Master Free版」だと、未割当領域を前半に、データが保存されている領域を後半に持っていくことができる。
「ディスクの管理」ではできない。
しょうがないので、AOMEIはやめて、EaseUSで、未割当領域のケツの部分にimgをずらして、dataに隣接した位置に未割当をつくろうという作戦。
操作前。未割当が後ろにあります。
操作後のイメージ(プレビュー)。未割当が前に来ます。
実行!変更を適用しています。再起動は不要でした。ただHDD内でガリガリやっており数時間かかりました。
やったぜベイベー。未割当を手前にして、data->未割当 という状況になりました。あと一息!
ねんのためディスクの管理からも確認。
あとは、これをこうして、おいしくいただくだけかとおもいきや。。。
うっそーん。ウッソ・エヴィン。ここにきて再起動を要求してくる??
↓
EaseUSで 未割り当てをつかってボリュームの拡張をしようとすると再起動が要求される場合がある。
そのような場合でもなぜか「ディスクの管理」では再起動なしで拡張できた。。。再起動が必要になる条件がありそうだが。。。
スパっと。瞬殺で終わった。Eases先輩があんなに苦しんでた領域拡張がデフォルトのツール様だと一発で。
めでたしめでたし。
その他のメモ
- exFAT は 拡張できな買った。
- 記憶域プール上に作れた場合、thinみたいな感じで作ったとして、自由に領域を拡張・縮小できるのだろうか。こんど検証してみたい。