テレビは見てはいけない 苫米地英人

テレビは見てはいけない (PHP新書)

テレビは見てはいけない (PHP新書)

メディア特にテレビは公正なものでなく、洗脳されるので見ない方がいいという内容。著者の苫米地さんは雑誌サイゾーのオーナーで株式を100%所有しているとか。なので、他のメディアのように広告主の顔色を伺いながら紙面を構成するということもなく批判できないものはない、とか。メディアを監視するためのメディアにしたいそうだ。今度立ち読みしてみよう。

キーホールテレビ を既存メディアに立ち向かえる新たなメディアとして、本書でも大々的に紹介しているが、内容を読む限り、P2Pで自分が発信者になれる等、Ustreamみたいなもんだとおもうのだが、世の中の認知度的にはパットしないようなきがする。

テレビに出た人はその後3年間選挙に立候補できないようにしたらどうか、という主張はおもしろい。

ぼくも物欲をコントロールできなくて自虐的な気分に陥ることがあるが、よくよく考えたらテレビ・雑誌・ネットに影響をうけての物欲であり価値観である可能性が高いとおもう。ここはひとつ、強い心で自分の幸せのために何が必要なのか、改めて考えなおしてみたい。

これ読んだ日、秋葉原駅週アスの広告看板があって、見事に「物欲雑誌」と書いていた。そうだよな、まさにそうだよ。しかし週アスもよくそこまで言い切ったな。