- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: Kindle版
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3色ボールペン(赤・青・緑)を使った情報活用術。主に読書時や、資料を確認するときに線を引く。
- 赤:重要
- 青:まあ重要
- 緑:主観的に重要だと感じたもの
後ろの章では手帳術についての説明もあり、なるほどと思う内容。手帳はぼくも物理的なものを使用しているので参考になった。
読書での3色は、おもにKindleで読んでいるので、マーカーの色を変えれば応用できるかも。ちなみにKindleには緑のマーカーはない。
おすすめの4色ボールペン
緑が含まれる多色ボールペンを紹介。
ザ・プレミアム感。持ってるだけで俺仕事できる、と錯覚する。重量感と質感も町の文房具屋で並ぶ商品としては最強レベル。定価2千円、amazonだと1200円ちょい。
三菱鉛筆 多機能ペン ピュアモルトプレミアム ジェットストリーム 4&1 0.7 MSXE520050724 ブラック
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
- メディア: オフィス用品
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上記よりももう少し安いジェットストリーム。500円以下で買える。
三菱鉛筆 4色ボールペン ジェットストリーム 0.7 SXE450007T.24 透明ブラック
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
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本の内容メモ
「いつか使うだろう」と思って溜める情報というのは、基本的に何の役にも立たない (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
たしかに。
内容が頭に残っていて、その資料がどこにあるかすぐに引き出せて、活用できるもの──それが使える情報 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
情報は保存しておくだけじゃなくて、活用できる状態で置いておいて初めて意味があると。
三色ボールペンを使って、客観的に最重要なものは赤、まあ大事なものは青、主観的に大切だと感じたものには緑で、線を引いたり、丸で囲ったりする、それだけだ (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
ペンさえあればすぐできる。
私の仕事の鉄則は、絶対に後戻りしないところまで形にして終えておくことだ。素材は、仕込み済みの、焼く寸前のところまで必ずもっていっておく (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
料理につかう素材の完成度にもこだわると。
先送りしない。
青は、比較的大事だなと思うところにどんどん引けばよい。最初のうちは、「線を引く」という行為にためらいをなくすためにも、多めに引きすぎるくらいがよい (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
映画を観ていて、ここはこの映画の青の部分だ、ここが赤だ、ここに緑をつけたいなあと、次々と頭の中に浮かぶようになれば、この三色方式を自分のものにできたといってよい (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
そういう目線で映画みたことないな。こんどやってみるか。
三色方式において、赤は客観的に最も重要、青は客観的にまあ重要、と定義づけているが、この赤と青をマークするだけなら、自分を深くかかわらせなくてもできる。文章の読解力、要約力があればいいからだ。 しかし、赤と青だけで読んだ資料というのは、どんなに要点が押さえられていてまとまっていても、自分の中に残りにくい。感性を通していないからである。緑というのは、自分の感性の部分だ。そこを働かせるか働かせないかというのが、その資料を自分の〝外側〟に置くか、〝内側〟のものとするかの差である (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
ただ目でおってるだけか、引っかかるところを考えてみるかの違い。
情報との出会いも、一期一会だと思うことだ。この情報とは、この瞬間を逃したらもう会えない、今日を限りにもう一生出会うことはない、そのくらいの気持ちで接する。 この覚悟がないと、なかなか情報と深い交わりを結べない。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
あるある。スマートニュースで「そういえばあの記事おもしろかったな、もう一度見てみるか」となったとき更新されてて、出会えなかったり。
脳の論理的思考力や感性を掌る部分を使って、自分の脳の海のようなところに一度それを浸け込むようなイメージを、私は「くぐらせる」と表現してい (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
くぐらせるね。
異種の情報源に積極的に接する。これが暗黙知の網の目を張り巡らせておくのに重要な習慣であ (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
暗黙知。
身体論ってどんな学術分野なんだろう。
人生の大半は仕事ですからね、有効活用、時短テク。
何かの仕事の成果というものが反映され、アレンジされ、次の仕事に繫がっていく。そこでさらにテキストに出会い、自分の使えるテキストが増えていく (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
んーと、この本でテキストの定義ってなんだっけ・・・。
もっと俯瞰的に全体構造をつかむ、物事を幅広く見下ろす、という練習をするべきである。そうすると、大事なことから話していく、処理していくという習慣づけができるようになる。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
上司に報告するときなかなか要点をまとめられないからなー
だまし絵みたいなやつ。
文章というものを文字の配列と捉えるだけでなく、俯瞰視点で全体を絵のように見る。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
速読とか、キーワード探すときとか。
的確に要約・再生する能力を身につけた人に次に勧めたいのが、ある事柄を文章にまとめることができ、またそれを図式化することもできるという技である。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
図式化かー。
算数の公式はひとつの図である。その図式化されたものを言葉で説明するという練習をさせる。最初のうちはとまどっても、何度もそういう練習をさせると、できるようになる。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
算数の文章題は苦手だったなー。
なんだっけ。
手帳のはなし。
手帳の話。
緑は、趣味的にやる用事。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
手帳の話。デートとか。
私は、赤と青とで埋められていない余白の部分を、緑でくくるということをよくやる。そうすると、自分が好きに使える時間がどのくらいあるのかがパッと見渡せる。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
いいね。ここに予定を埋め込みますよーという視覚的につかみいやすいのが物理手帳の利点。スマホアプリではそういう空間の使い方がうまくできないからね。
私のシミュレーションというのは、まず、決まっている予定を見ながら、そのために準備しておくことはあるかを考える。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
もれがなくなるよね。
準備がちゃくちゃくとすすんでいくね。
シミュレーション、イメージトレーニングが大事なのである。 このやり方をしていると、時間の使い方に切迫感が生まれる。それまでだったら、なんとなくテレビを観て過ごしてしまったという一時間、二時間の時間を、ただ漠然と過ごすようなことができなくなってく (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
時間は大切。スキマ時間も有効活用したいもの。
もし、こうしたシミュレーションを、手帳を持たずに頭の中だけでやってしまえる人がいたらすごい。だが、一週間後のこの仕事のためにする準備はここしかないから、この一時間、集中してその準備をするぞ、などと考えられる人がいるだろうか。これは手帳を持つからこそできることだと思う (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
てちょうってちょうスゴイ!
おりゃー。
だったらメモだけがまとまったページでもいいかというと、そうではない。これが週間予定と合わせて見られるページであるということに意味がある。その週の日程を見れば何をしていたのかがわかるので、そのメモがいつ思いついたことだとか、誰と会ったときに話題に出たということがすぐわかる。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
なるほど。ある程度記述スペースのある大きさの手帳よさそうね。
誰かと会うときには、手帳のその時間のところに相手の名前とともに連絡先、たいていは携帯の電話番号を書いておく。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
いいね。
手帳を繰って、前に会ったところを見れば名前と電話番号が書いてあるというのがいちばん機能的だ。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
いいね。
この仕事はだいたい何分かかる、そういうのは自分の統計情報からわりだしていくしかない。
時間というのは、あればできるというものではなくて、どれくらいまでに何をやらなくてはならないという制限があるほうが、しっかりとした問題意識を持て、有効に使える。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
追っていくってやつね。
本書を通して提示してきた情報活用とは、単に事務処理を速くしたり、仕事の能率化を目的とするものではない。暗黙知を最大限活用し、固有のアイディアを生み出すことだと認識してほしい。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
うむ。
アイディアとは誰もが思いつきえなかった素晴らしく独創的なものというよりは、既存のものに対してバランスよく緑を配合することで、新たな形をとるものが大半だ。何もないところから、突然、生まれてくるものではない。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
緑ちゃん。
複数の本から引用したい文章というものを何種類かもってきて、パソコンに打ち込む。そして、それを繫いでいく地の文章を作る。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
ちゃんぽん作戦はじまります。
こうした異種配合こそ、三色方式で鍛えられたクリアな脳ができる、ダイナミックでアクロバティックな知的活動だ。情報活用の最高地点ともいえる。 領域の違うものをまたぎ越し、統合していく脳の快感は、一度味わうとやめられないほど気持ちがいい。そこから現実を少しでも変えるアイディアをひとつでも、ふたつでも編み出せたとき、バラバラだった情報が、固有の価値をもって輝き出す。 (引用:齋藤孝『三色ボールペン情報活用術』)
ちゃんぽん作戦は知的活動です。
黒なしの3色ボールペンってほんと潔いな。ただ、仕事の書類書くときは黒が必要。斎藤先生は黒でかく書類も青つかうようだが。。。さすがにそこまで大胆にはなれない。。。。