タイトルちょっと釣りというか正確ではありません。「ただし、バス定期券保有者と同乗時に限る」と付け足さないと正確ではないのですが、それではタイトルが長過ぎるので・・・。
環境定期券制度というのをご存知でしょうか。
筆者も今月はじめてしりました。
ちょっとネーミングに問題がありますが(ダイレクトにお得を表現できていないと思う)、以下のようなお得な乗車方法のことです。
- バスの定期券を持っている必要がある
- 土日にバスの定期券保有者とその家族が100円でバスに乗れる(子供は50円)
- ただし現金払いに限る
バスの車内では定期券の宣伝(車内放送)は頻繁にやっているのに、環境定期券の説明は一度も聞いたことがありません。
このあいだ、バスの定期券を申請したときにもらったチラシをみて初めて知りました。土日にバスにのることがそれほどなかったのでこの制度を使っている人も見たことがありませんでした。
バス会社のHPにも記載があります。
西武バスだけでなく、ほとんどのバス会社で同様の制度があるみたいです。国が支援しているんですかね。
使い方(料金後払いの場合)
- まず、定期券保有者と、その家族(定期券なし)が一緒にバスに乗ります
- 乗車時は定期券保有者だけ、IC端末に定期券をタッチします(今回はPASMO)
- 同乗者はなにもしないで乗車します。整理券もとる必要ありません。
- 目的地につきました。
- まず、定期券保有者がIC端末に定期券をタッチします(定期券での精算)
- その後、「環境定期券で大人ひとりお願いします」と運転手につげ、100円を現金ではらいます。
- (大人一人なら100円ですね、といってくれる運転手もいますが、筆者は時間がもったいないので、100円玉を運転手に見えるようにして、さっさと料金箱に入れてしまっています)
- 下車します。
いまのところ、すべての運転手に「環境定期券で」というワードが通じたので、きっとバス会社では周知されているやりかたなんだと思います(正規のサービスの一つなので当然か)。
おどろくほどアピールしていない
バス会社ももっとアピールしたらいいのにと思います。
実質半額でバスにのられるので売上が減ると思っているのでしょうか。
うまくアピールできれば自転車通勤の人のバス通勤にきりかえたり、定期券申込みを促進することもできるかもしれないのに。
土日バスに乗る気がなかった人も、この制度を使用してバスにのれば、バス会社にとってはプラス100円の利益です。
同乗家族は何人まで使える?
西武バスのHPにはちゃんと書いていませんでしたが、特に制限はなさそうです。
筆者は「大人一人、子供一人」まで試しました。総額150円です。
現金で払う必要があるので、事前に小銭を用意しておくか、バス車内の両替機で両替しておきましょう。
都市部のひとは公共交通機関を使おう
今週末は雨でした。ターミナル駅付近の道路は送迎の自家用車が渋滞で、バスも相当に送れていました。その状況をみて、「環境定期券」は、公共交通機関をつかって自家用車にのらないようなイメージのキャンペーンなのかなと思いました。こういうお得な乗車方法があるのなら、広く知らせたほうが、雨の日の渋滞も減るでしょうに・・。
以上