Japanist10の変換能力はGoogle日本語入力に比べると絶望的なくらい悪いです。
どうしてもJapanistを使用したければ、単語登録や辞書の管理は自分でしないといけません。
変換が一発でいかないので、「Japanist10での親指シフト」と 「Google日本語入力のローマ字入力」とで、どちらが速いか、ちょっと怪しいところです。
一般的な単語登録
画面右下の「あ」を右クリック→ 「単語登録」 をクリック
辞書ツールの起動
画面右下の「あ」を右クリック→ 「辞書ツールキット」 をクリック
辞書ツールキットから、あらかじめ単語登録したい文字列をテキストファイルにしたものがあれば、それを一括で単語登録できます。
単語登録に使用するテキストファイルの書式は下記の通り。
がんだむ ガンダム 一般名詞
よみ(タブ)単語(タブ)形式 の順に記載します。
形式に関してはいろいろ種類がありそうですが、とりあえず一般名詞の使用頻度が一番多そうでしょうか。
それをテキストファイルとして保存し、「標準ユーザ辞書」を右クリック→「抽出ファイルから単語を登録」で先程のテキストファイルを保存するだけ。
オプション辞書
特定の分野で膨大な数の単語登録をしたい場合は標準ユーザ辞書ではなく、「オプション辞書」にしたほうがよさそうです。
オプション辞書は40個まで同時に利用できるみたいです。MS-IME用の辞書形式(.txtファイル)に対応している(独自に変換してる?)ので、それらの辞書テキストファイルを集めてくることができれば、結構柔軟に辞書増やせます。
まずはベクターなどからMS-IME用の辞書(テキストファイル)をダウンロードしておきます。
Vector: トップ / ダウンロード / 汎用データ / 文書作成 / 辞書 / MS-IME用
ベクターちょっと古いのしかないですけどね。
辞書ツールキットから、「オプション辞書(40個まで使用可)」を右クリック→ 「辞書の新規作成」クリック
辞書名を入力してOKを押すと、自動で単語をインポートしてくれます。
あとはそのオプション辞書にチェックをいれて(デフォルトではチェックなし)完了です。予測変換機能でそのオプション辞書内にある単語が数文字入力するだけで表示されるので便利です。
とりあえずこんなところでしょうか。
Japanist10,公式HPに情報が少なすぎる・・・・。マニュアルの精緻さに定評がある国内メーカ代表富士通様がここまでドキュメント作ってないって・・・・、富士通も親指シフトにあまり乗り気じゃないのかもしれませんね。
以上