(読書)図解で学ぶ ドラッカー入門 藤屋伸二:著

図解で学ぶ ドラッカー入門

図解で学ぶ ドラッカー入門

(読書)図解で学ぶ ドラッカー入門 藤屋伸二:著

ふーんっていう感じ。

目次
序章 ドラッカーを学べ!
	〜ドラッカーの効果をしる〜
第1章 ドラッカーの基礎知識
	〜ドラッカー経営の特徴〜
第2章 環境
	〜ビジネス環境を整理しておこう〜
第2章 環境
	〜ビジネス環境を整理しておこう〜
第3章 戦略Ⅰ
	〜構想する力〜
第4章 戦略Ⅱ
	〜戦略のタイプ〜
第5章 組織
	〜構築する力〜
第6章 目標管理
	〜戦略を日常業務に変える仕組み〜
第7章 狭義のマネジメント
	〜運営する力〜
第8章 イノベーション
	〜変革の起こし方〜
第9章 自己実現
	〜夢をあきらめない〜

総合○○からの脱却

 世界がひとつの市場になり、過当競争とも言える状況になっています。短期的には、景気後退で、購買意欲が冷え込んでいます。
 その中で、利益を上げ続けるのはやさしいことではありません。
 そこで大企業では、本当に強みを持つ事業だけに特化していく傾向があります。
 大手企業ですらそうなのですから、経営資源の乏しい中堅・中小企業が「総合〇〇企業」の看板を掲げることは、自殺行為に等しいと認識する必要があります。
 利益は他社との競争に勝てる、あるいは、他社との競争がない状況を生み出した時だけ、獲得できるものだと肝に銘じることです。

イノベーションとは、「新しい経済価値を生み出すための革新すべて」をさす
その中には、技術革新・制度の革新・用途の革新もも含まれる。

他の良いところを取り入れる

 外国・他業界・他地域・他社で導入されていることで、自社には導入されていなければ、それらを導入することで、「低リスク」かつ「短期間」でのイノベーションが可能になります。
 また、一般的に考えられている「技術的イノベーション」は、リスクも高く、商品化までの期間も長いため、イノベーションの優先順位としては、「アイデアによるイノベーション」と同様に、かなり低く評価されています。

戦略とは選択と集中である

 厳しい経営環境下で勝ち残る方法はただ一つ、「強みの分野を選択」しそれに「経営資源を集中的に投入する」ことです。企業規模の大小は問わず、これ以外に方法はありません。

強みを生かせる分野はどこか?

 筆者がコンサルティングに入るときは、市場浸透戦略を勧めます。もっともコストがかからないうえに、即効性があるからです。それに、やるべきここを十分にやっている企業はめったにありません。
 また、多角化には反対します。他の市場はよく見えるものですが、中にはいってみると、どこの市場にも厳しい競争が待っています。詳しい市場で勝負するのがベストです。
 また、規模拡大を求めなければ、ニッチ(すき間)戦略を進めます。

目的意識を持って探す

 ゼロから何かを創るのは大変むずかしいものですが、用途が分かれば、それほど優秀ではない人にも造れてしまうのが技術です。それで文明は発展してきました。
 他社の特許を活用したり、組み合わせたりすると、労せずしておいしい成果を得ることができます。
 この戦略に必要なのは、「市場の観察」「ネット検索」「弁理士の依頼料」と、少しの「創意工夫:です。

知識労働者には目標管理を

 普通の管理者であれば、肉体労働者が、どれくらい一生懸命働いているかを見極めるのは、むずかしいことではありません。
 しかし、頭の中が仕事場(たとえば、研究開発企画業務など)である仕事の人達は、目の前にいても働いているかどうかわかりません。
 これからの管理者は、このような職種の人たちのマネジメントが重要になってきます。
 そのためには、潜在能力・経験・地位・過去の実績を評価するのではなく、「目標管理」によって評価・育成する以外にありません。
 ですから、「目標管理」の本質・仕組み・運営方法を理解する必要があるのです。

<やる気にさせる仕組み>

・適正な配置
 人がもっとも活き活きとしているのは、好きな仕事や、貢献できる仕事をしているとき。
・高い水準の仕事
 心に火がつくのは、チャレンジ性のある仕事をしているとき
・自己管理に必要な情報
 進捗や評価、取り組み度合いなどの情報が意欲を向上させる
・決定への参画
 人は納得して取り組むときにヤル気を出す

  • > 求めるものは、仕事への責任

<成果をあげる能力の作り方>
活き活きとしているのは、好きな仕事や、貢献できる仕事をしているとき。
・高い水準の仕事
 心に火がつくのは、チャレンジ性のある仕事をしているとき
・自己管理に必要な情報
 進捗や評価、取り組み度合いなどの情報が意欲を向上させる
・決定への参画
 人は納得して取り組むときにヤル気を出す

  • > 求めるものは、仕事への責任

<成果をあげる能力の作り方>
活き活きとしているのは、好きな仕事や、貢献できる仕事をしているとき。
・高い水準の仕事
 心に火がつくのは、チャレンジ性のある仕事をしているとき
・自己管理に必要な情報
 進捗や評価、取り組み度合いなどの情報が意欲を向上させる
・決定への参画
 人は納得して取り組むときにヤル気を出す

  • > 求めるものは、仕事への責任

<成果をあげる能力の作り方>
1.貢献への決意
2.3つの成果の理解(価値観・売上/利益・人材育成)
3.外部への貢献に焦点
4.強みを基準にする
5.選択と集中
6.成果を上げる意思決定

 3つの徹底
  ・わかるまで考える
  ・できるまでやり抜く
  ・さらに創意工夫をする

<強みを活かす4つの方法>
・強みを知る
・得意な仕事の仕方を知る
・得意な学び方を知る
・価値観を優先する
&
致命的な弱み以外は無視か後回し

彼を知り、己を知れば百戦危うからず!

<時間管理の4つのルール>
・時間は何に使われているか記録に残す
・浪費の原因を整理する
・時間をひとまとめにする
・非生産的なものを捨てる

他人の時間も活用するー>部下を育成する
          ー>外注する

優先順位を決定する
・未来
・チャンス
・独自性
・変革
・廃棄するものの決定と順守
・「あると便利系の仕事はやらない

管理者のための6つのルール
・行うべきことを自問せよ
・集中せよ
・当然のことなどないと思え
・細かいことに手出ししない
・配下に友人を入れない
・キャンペーン仕事をやめる

上司をマネジメントする
・上司の仕事を理解する
 :上司の仕事を知らなければ補佐しようがない
・上司の強み・弱みを知る
 :強みを伸ばし、弱みはあなたがカバーする
・上司の癖を知る
 :癖は直らない、あなたがそのやり方にあわせなければならない

図解で学ぶドラッカー入門
↓
・『イノベーターの条件』
	→『ポスト資本主義社会』
	→『ネクスト・ソサエティ』

・『チェンジ・リーダーの条件』
	→『現代の経営』
	→『創造する経営』
	→『乱気流時代の経営』
	→『イノベーションと企業家精神』
・『プロフェッショナルの条件』
	→『経営者の条件』


	→『P・F・ドラッカー経営論』
	→『マネジメント』
	→『明日を支配するもの』