(ネタバレ有り)劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-

(ネタバレ有り)劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-

見てきました。上映初日のレイトショーで。00の完結編となる作品です。正直、感動する内容ではないですが、映像技術の進歩を感じさせるカッコいい戦闘シーンがお勧めです。

ただ、ありがちなTVシリーズの総集編という劇場版というわけではなく、本編があって、それに対する完結編という位置づけの映画なので、そういう意味ではよろしい。

登場人物なども、TVシリーズをちゃんと見てた視聴者のために、本編で登場した各キャラクターたちが活躍するところも面白い。ただ、感動できない。理由は敵が人間じゃないから。意思すらあるかどうかわからない金属片が敵である。こうして文章で書いてしまうとなんともチープな感じがするが、テーマがそうなのでしょうがない。TV版で、イノベイターという共通の敵を置きながら、人類なかよくなれました。平和になりましたー。だったので、もう先がない。話をふくらませられないので、宇宙人だしましたー、みたいなチープなのりと思われてもしょうがない。

宇宙人対地球人っていうアニメは多いだろうけど、その代表格マクロスっぽさを感じた人もおおかったのでは。また、最近僕が偶然見てた「トップをねらえ」にもにてる。敵が惑星規模の大きさで迫ってきて、ガンバスターとう超強力兵器が唯一の対抗手段ってあたりはそっくり。いくら似ててもこっちはガンダムだから無駄に胸がはだけたりはしないのでご安心を。

ダブルオーのテレビシリーズは結構主題歌が気に入ってた記憶があるが、映画版はOPもEDも冴えなかったなー、ちとがっかり。

最終的に、主人公刹那が金属片の本体(月くらいの大きさがある)にのりこんで、「対話」をはかったけっか、金属片たちにも意思があるということがわかったが、そんなこといっても、金属片とドンパチやって、地球人は結束してこんなに頑張りました、っていわれてもそれじゃ感動はないよ。金属片の意思といっても防衛本能というか逃避行動にでてただけで、まー単細胞生物のいきをでないものなので。ネタがなくなったハリウッドがデザスター映画(災害映画)ばかりとるようになったけど、あんな感じ。災害に打ち勝ちました、でも感動はありません!っておちです。

TV版をみてないと、話の内容があまりわからないかもしれない。ものすごく短く説明すると、地球人はまー戦争とかもぽつぽつあったけど平和にくらしていました。そしたら木星から宇宙人(金属片)が進行してきて、人類存亡の危機、全地球の戦力を集めて真っ向勝負をかけることに。でも主人公が「対話」のための切り札のモビルスーツにのって、敵と対話。その間に地球軍は半数ほどやられちゃうわけだけど、最終的に交渉成功で地球は滅ぼされずに住みました!やったーって話。

簡単に用語説明。ぼくも00の記憶が薄れてきてるんで、適当なこといってるかもしれない。

ま、こんなところでしょうか。戦闘シーンはすごいがんばってるんで、不満はでつつもちゃんと見れるクオリティーは保ててると思います。

先週の週アスで「それってどういうこと」で監督の水島精二さんにインタビューしてたっぽいから、あとで読んでみたい。

では。

評価:★★☆☆☆


■参考URL(別に今回の記事の参考にしたわけではなく、メモレベル)