自力で引越しメモ

最近は引越し業者に相見積りだして、繁忙期でなければかなり安く引越しを頼めるそうですが、「ひっこしは自分たちの手でプロデュースしたい」という(奇特な)方々へのメモです。(ぼくが引越しを考えている、というわけではなく、実際に引越しするときに参考になるようなエントリーでも残しておこうかなと。)

 この記事は大家族の引越しなどは想定していません(無理をせず引越し業者に頼んでください)。 まー2-3人住まいのちょっとした引越しを想定しています。

ダンボール箱

  • なにはともあれ、基本中の基本です。いくら友達にヘルプを要請したくさんの人材が確保できたとしても、運ぶものがまとまっていないと、ものすごく時間がかかります。イオンや近所のスーパーで自由にもらってこれるダンボール箱などでもいいですが、できれば、ちゃんとしたサイズのものを買っておきましょう。同じサイズの箱のほうが、車に積み込むときにスペースが有効活用できるからです。
  • あと、中身とどこの部屋にもっていく荷物なのかを、側面の特定の位置を決めて書いておきましょう。上に書くと、ダンボールを積み上げたとき、見えません。
  • もちろん、引越し前日までに箱詰めできるものは徹底的に箱詰めし、積んでおきましょう。当事者以外の友達に箱詰め手伝ってもらうと、効率も悪いし、荷物がどこいったか分からなくなるので、自分の荷物は自分で、をこころがけましょう。

家具

  • ベッドやタンスなど分解できるものは分解しましょう。でかいマットレスなどは個人で引越しする際、運ぶのが難しい場合があるので、注意。 事前に欲しい人にあげる、とりにきてもらう,処分するなどして、引越し先で新しいのを買うのも手かと。
  • 冷蔵庫も屈強な男が二人いれば運べますが、女子供だけの引越の場合は諦めて、リサイクルショップに売ってとりにきてもらう、などして、引越し先で新しいのを買うのも手かと。 ゴム軍手があれば、冷蔵庫はグリップがいいので意外と抱えて持ち上げれたりしますが、無理はしないほうがいい。

ビニール養生テープと油性マジック

  • これは引越し必需品。ぜひ事前にホームセンターで買っておきましょう。だいたい緑色のビニール製のやつを買っておけば大丈夫。養生テープは紙のガムテープよりも高価ですが、いろいろな場面で使えて便利。ガムテープの代わりにダンボールの箱を閉じたり、 油性マジックでメモを買いて荷物にハッタリ、 傘などかさばるものをまとめたり、手で簡単にさけるし、剥がした後のり残りしない等、、。事前に荷造りが完璧にできている場合は不要かもしれませんが、カオスな引越の場合はあれば必ず役に立つでしょう。

台車

  • 引越しの勝負の分かれ目。一軒家から一軒家では不要だが、引越し元か引越し先がマンション・アパートの場合は必須アイテム。部屋からエレベータまで、あるとないとではダンチです。けちらずにホームセンターで買っておきましょう。できれば静音タイプで軽い奴がいいですね。うるさい台車はご近所からクレームが来ます。

人手

  • 今回のような低予算引越しの場合、いちばん削りたいのは人件費のはずです。しかし、引越しは人数がおおいほうが楽に、早く終わります。基本は家族か近しい友人に依頼してガストやサイゼリヤでステーキでもごちそうしてあげれば問題ありません。事前に金はあまりかけれ無いので食事おごるだけでいいかいと確認しておきましょう。
  • 近しい友人で無い場合、ちゃんと日当をはらってあげたほうがいいでしょう。引越しバイトの経験がある、とかでなのりでてくれた友達を使うときも注意。報酬面では事前に合意を得てから動員しましょう。引越しバイトでもお祝儀などで時給以外に高額な報酬をもらったりもするそうなので、事前の認識合わせが不足していると期待はずれ感から険悪な仲になることも想定されます。段取りもグダグダで、想定時間をオーバーしてしまったりした場合はなおさら。

PC系

  • やっと本ブログのメインテーマですね。
  • プリンターやノートパソコン、外付けドライブのUSBケーブルや電源ケーブルがなくならないようにちゃんと保管しましょう。
  • パソコンのダンボールは捨てないほうがいい、ってのはこういう引越しの時なんかとくにそうです。
  • 実際にチラシのうらにネットワーク・物理結線図を描いておきましょう(写メしてEvernoteにも置いておきましょう)。
    • ケーブル抜線前に、養生テープを短く結わえて、「元:XXXX、先:ZZZ」と書いておくといいでしょう。
    • とくにハブやブロードバンドルータに用途不明なケーブルがあることが分かった場合は、紛らわしいのでしまってしまいましょう。
    • USB機器によってはいままで際してたポートにささないとドライバを再度要求されたりして面倒くさいので、どこに刺さっていたかチラシのうらに書いておきましょう(写メしてEvernoteにも置いておきましょう)。
    • ブロードバンドルータのパスワードは意外とわすれているので、ログインできるか確かめましょう。ログインだめならモデル名でぐぐって初期化方法(念のため)をおさえておきましょう。
  • デスクトップの場合は、引越の移動中の振動でメモリやSATAケーブルが浮いているかもしれないので、引越し後、電源投入前にふたを開けて、念のためぎゅっと押し込んでおきましょう。ついでにファンやヒートシンクまわりの埃をエアスプレーと掃除機できれいにしておきましょう。
  • 新居でのプロバイダの契約は計画的に。 事前に申し込みから開通までどのくらいの時間がかかるのか、といあわせておきましょう。首都圏マンションならqit光のUCOMプランが最安ですかね(光なのに月額2980円、対応しているマンションなら)。
    • すぐにネットが開通できない場合は、代替ネット手段をよく考えておきましょう。レンタルのワイマックス(UQでは2週間の無料お試し期間があるので、日程あわせて申し込む)。 スマフォでのテザリングfonや無料wifiすぽっとが近くにあるか、などなど。古いパソコンの場合はモデムポートがあると思うので、電話線とPCをつないでフリーのプロバイダ経由(solootなど)でつなぐ(電話が開通していれば、事前申請なしで、すぐネットにつながる、遅いけど)。
  • この際、ケーブル配線は美しく、爪が折れたり、シールドガチガチで固いケーブルなどは捨てて、細くてかっこいいケーブルを買いましょう。マジックバンドで束ねると綺麗にしあがります。(参考:極細スリムLANケーブル と マジックバンド - kiyoshi_netの日記)
  • 引越し前にPCのバックアップをとっておきましょう。(参考:EASEUS todo Backup 2.0 メモ1 - kiyoshi_netの日記)


それではよい引越しを。