(読書) 僕らのパソコン30年史 SE編集部:編著

僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクル

僕らのパソコン30年史 ニッポン パソコンクロニクル

パソコン好きならぜひ手元においておきたい本。じっくり読むというよりは、ぱらぱらっと各年代のpc事情を眺め見るって感じで。pcアーキテクチャの変遷、OSの歴史、秋葉原・PC雑誌事情など、周辺の話題もしっかりおさえてある。ただ後半誤字がおおかった。各ページに、その年にあった主要な出来ごと、やその年に発表された主要なマシンが掲載されているので、それを眺めるだけでも暇つぶしになる。

忘れないうちに、ぼく(我が家)のパソコンとの出会いなども書いておこうか・・・。

  • 初代パソコン:NEC PC9821 CB3/A
    • 今ではスペックの記憶も定かではない。(ググッて見ると、CPU75MhzのWindows95バンドルマシン。)テレビも見れて、リモコン操作ができるのが画期的だった。松下進さんの蜂のイメージキャラクターが印象的。Windows95の発売がニュースになって、これからはパソコンの時代だよっ!って親に頼み込んで買ったもらった。中学くらいのころだったか。が使い方がよくわからず、テレビ見る、ワープロマシン、ゲーム(よくFDにゲームを付録にいれた雑誌がうられていた)でしか使わなかったな。パソコン通信ってのもやった記憶がない。インターネットはISDN,テレホタイムが導入されるまではやらなかった。
  • 2代目パソコン:COMPAQ PRESARIO PRESARIO 1925 CKK
    • これは高校卒業後の語学学校通ってるころの冬に買った。1999.12月。100満ボルト松江店で。ノートPCです。当時COMPAQは国産ノートPCよりもだいぶ安くて、自分でバイトして買ったので安さ最優先でかった。機能面でも100万ボルトに何度もかよって検討した。当時、USBがついていないノートPCもあったが、今後はUSBが普及するだろうとUSB有りのものを選ぶ。あと、DVDが見れるモデルを買ったのも、今考えてみるとよく判断したな当時のぼく、と思う。DVDドライブはドッキングベイになっていて、ノートPC本体と分離する。外出するときは分離させてもっていくとだいぶ軽くなった記憶がある。

 3代目以降は、ごっちゃになってよくわからん。記憶に混乱が見られる。誰かからもらったノートだったり、中古屋でかったデスクトップだったり、複数台を同時につかってたこともあったな。SAMSUNG製のPC使ってた時もあった。もちろん、BIOSとか韓国語だった。今はどうか知らないけど、メーカー製デスクトップについてくるキーボードはどれも質が高い。IBM,Dell,HP,SAMSUNG、どれもがっしりしてて安っぽさがなかった記憶がある。最近でいうとVista搭載の富士通のノートで、今のメインマシンはML110とML115

自作歴そんなにないけど、一応経験上のコメントしとく。自作マシンにはまった時期もあったが、結論からいって自作pcってのは趣味・学習の意味でやるならいいが、コストパフォーマンス悪いし、障害時の対応が悲惨なのでぼくを含め初心者にはおすすめしない。ま、そういう切り分けが自作の楽しさでもあるといえばあるわけだが。障害時、切り分けに使えるパーツが無いので、原因特定にすぐ行き詰まる事が多い。ただ、ひとつだけ金をかけず切り分けするいい方法がある。禁じ手というか倫理上やってはいけないのだが、自作マシンをばらし、まとめてソフマップ買取に出す。たった数時間で査定がおわり、買取金額の見積もりをくれる。故障しているパーツがあれば、これは壊れてるんで買い取れません、とか言われる。実はそれやったことがあって書いてるんだ。一応弁明しておく。その時は別に悪意があったわけじゃなくて、駄目だ直んない、もう自作pcやだ、全部売るぞと決めてからソフマップに持っていったので悪意があったわけではない。

基本はメーカー製つかって、使いたい拡張機器がある場合はピンポイントで増設したりするのがいいでしょう。もちろん、メモリ・HDDなど、汎用性のあるパーツはデフォルトのままだと力不足なので総取替えは常識、ただ、ワランティ中はメーカー保証が受けられるので、取り外したパーツもとっといたほうがいい。ソフマップで売るときも、デフォルト構成にしてから売って、追加したパーツは個別に売ったほうがいいと思う。

地デジボード、BDドライブなどの新しめの機器、不思議なグラボなどは、可能なかぎり、メーカー製でそれらが組み込まれているやつ、できればショップpcで最初から入れてもらったほうがいいかも知れない。BDとかは、グラボマザボとOSでこれこれって規格に対応してないと使えませんとかあるから。

WinXPの時代に、OSのチューニングとか、いらん機能をそぎ落とすとか流行ったけど、いまはOSも基本デフォルトで使うようにしてる。もちろんフリーソフトとかは入れますよ、でもあまりいじくったものい慣れると、会社や他人のpcいじるときに、あれ、このメニューってどこにあったっけ?とか戸惑うことがあるし、めずらしいものにはまるのもあまりよくない。親指シフトとかやってたけど、なんで世間はローマ字打ち?こんないい規格があるのにみんな使えよ、富士通怠慢じゃねーの?Japanistはやくアップデートしろよ!などと社会に対していらぬ不満、決して解決されない望みなどをもってしまうんで・・・。OSデフォルト機能でそんなに不便じゃない、フリーソフト使用時と決定的な生産性の違いがない場合はデフォルト設定っていうルールを自分に課している。フリーソフトを導入し操作に習熟するのも時間的コストがかかるという意味で・・・。

とかいいつつ、今デフォルトで使ってるエディタはgvimだったりするんですが、矛盾してますかね、、、ま、それはそれってことで。ちなみにgvimで苦手な処理(Grepとか矩形選択)はsakuraエディタをつかってます。おすすめです。何百行とかある一斉置換はgvimが超高速でビビりました。sakuraだったら結構時間かかったんですけどね。

あと、予算的問題+気持ち悪さから、データ保護にRAIDは使わないようにしてます。RAID1だろうとRAID5だろうと。とくにOSインストール時にRAIDコントローラのドライバがなくて、個別にいれないとインストール出来ないとか、緊急時の復旧に手間取りそうですし。ま、同容量のHDDを2ことか、そんな贅沢な構成したことないんで、食わず嫌いですかね。ただ、RAIDなど論理的な不具合におちいったら、きっと解決できないだろうなと思うんで、バックアップとか冗長性っていう意味では、フォルダ単位のコピーでやってます。重要はフォルダは別々の物理ドライブにそれぞれコピーしてあって、主導でやるとわすれちゃうんでfastcopyコマンドラインで毎晩バッチ処理で。やば、前述のデフォルト推奨の法則からいうと、これもNGですよね、xcopyrobocopyつかえってはなしですよね、すいません。ただ、fastcopyは便利で使い続けています。ディザスタリカバリの意味も兼ねて、実家にもボクの息のかかった部下(pcです)を配置してあって、毎晩バッチ処理でデータ同期させてます。fastcopyと仮想VPNソフトで。

なんか、全然書評にならなかったですが、以上です。

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以下メモ

 
第1部 パソコン年代記

序章
 	パソコンの歴史を彩るいくつもの潮流について

第1章
1971−1980年
黎明期
	マイクロプロセッサの登場が個人用コンピュータを生んだ

第2章
1981−85年
市場形成期
	国産パソコン群雄割拠、米国ではIBM PC

第3章
1986−1990年
PC-9801一太郎の時代
	16ビットパソコンとMS-DOSの上にソフトウェアが花開いた

第4章
1991−1995年
DOS/VWindowsの時代
	高性能パソコンが普及して一大転換期へ

第5章
1996−2000年
Windowsとインターネットの時代
	パソコンが急速に普及して新しい利用法が広がる

第6章
2001−2009年
デジタルコンテンツの時代
	ネットビジネスが広がりデジタル機器が複合的に利用される

第2部
パソコンをめぐる時代の変遷

2−1
	CPUとPC アーキテクチャで見るパソコンの歴史

2−2
	OSの系譜

2−3
	パソコン雑誌と時代の流れ

2−4
	アキハバラ今昔


メタファー:
メタファー(metaphor)は、隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、伝統的には修辞技法のひとつとされ、比喩の一種でありながら、比喩であることを明示する形式ではないものを指す。つまり、「〜のようだ」のような形式だけであからさまに比喩とわかる比喩(=simile直喩)ではないもののことである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC