買い物時のポイント二重取りで確固たる地位を築いたKyash。1/28ポイント還元率の発表があり、Kyash利用者界隈では大騒ぎになりました。
どんな発表だったのかまとめてみましょう。
- 改悪の概要
- KyashマネーとKyashバリューの違い
- 今回影響を受けるのはKyashバリューの方=既存のKyashの一般的な使用方法
- ネットの評判が悪いのは、Kyashリアルカードの発行手数料がかかっているから
- 現時点での代替サービスはない?
- 参考
1/28 Kyash利用者にメールが届きました。
同じ内容のURLは以下です。
ニュースのなかにはSBIネット銀行の対応、など、いいニュースもあったんです。ですが、赤枠のところ。すべての良いニュースを一瞬でかき消すほど破壊力のあるニュース「ポイント還元率の変更」。
改悪の概要
具体的にはKyash利用とクレジットカードを紐付けている人へのポイント還元が1%だったのが5分の1のポイント還元率0.2%に変更されたこと。
KyashマネーとKyashバリューの違い
まずはKyashマネーとKyashバリューの違いから。KyashのHPにあまりわかりやすく書いてないんですよね。探し方が悪いだけかもしれませんが。
- Kyashマネー:現金チャージ、銀行口座経由でチャージした残高
- 決済:可能
- 送金:可能
- Kyashバリュー:クレジットカードやKyashポイントでチャージした残高
- 決済:可能
- 送金:不可
今回影響を受けるのはKyashバリューの方=既存のKyashの一般的な使用方法
以前はKyashマネー、Kyashバリューという表現はなかったです。最近わけられたもののよう。
Kyashのメインの使い方は以下。
- クレジットカードやデビットカードを準備>それをKyashに紐付け
- ↓
- Kyashで決済時:Kyashのポイント1%+クレジットカード(デビットカード)のポイント1% =合計2%のポイントがもらえる=ポイント二重取り
上記のクレジットカードのポイント1%と書いた部分は設定しているカードによって異なります。
今回、Kyashのポイント1%ー>0.2%に変更になると、以下のようになる。
- 変更前:Kyashで決済時:Kyashのポイント1%+クレジットカード(デビットカード)のポイント1% =合計2%のポイントがもらえる
- 変更後:Kyashで決済時:Kyashのポイント0.2%+クレジットカード(デビットカード)のポイント1% =合計1.2%のポイントがもらえる
ようはポイント二重取りのメリットが制限されたということですね。
なお、Kyashマネーのほうはポイント還元率1%のまま変更ないですが、これはポイント二重取りではないので、二重取り勢からはもともと評価されていません。メインのクレカのポイント還元率が低いひとは、銀行口座から入金するKyashマネーのほうも十分お得。
ネットの評判が悪いのは、Kyashリアルカードの発行手数料がかかっているから
以前はKyash物理カードの発行は無料だったのだが、最近になって900円の発行手数料がかかるようになった。
900円だして、「よーし、これからポイント二重取りで元取るぞー」と張り切っていた人にはものすごく残念なニュースだったため、ネット上で「改悪」が連呼されているというわけ。
もともとポイント二重取りの原資というかどこから金がくるのか謎な部分があったので、利用者もうすうす「そのうち対策されて恩恵にあずかれなくなるだろう」と感じていたはずだが、改悪は改悪なので、とりあえずツイッター等で声をあげている、という状況のよう。
現時点での代替サービスはない?
筆者の知っている範囲では完全互換かそれ以上の同等サービスは見つかっていない。
今後も探求していきたい。
参考
以上