EASEUS todo Backup 2.0 メモ1

年末Macrium Reflectでいたい目を見たので、EASEUS Todo Backup Home2.0にのりかえ。検証中です。一応、メモレベルで残しておこうかと。


バックアップはオンラインででき、早い
Cドライブをバックアップしてみたところ、2分20秒ですんでしまった。速い。速過ぎて心配になるほど。ちなみにCドライブは1TBのパーティションで実際の使用サイズは9ギガほどとなっております。

出力されたサイズは8GBほど。よかった、1TBのバックアップファイルができてたらどうしようかと思ったよ。


リストアはバックアップよりは時間がかかる
当然boot.iniがなくなったりはしない。スクリーンショットとるの忘れたけど、上でとったバックアップを、そう2分20秒ですんでしまった怪しいバックアップを20分ほどでリストアできた。起動もとくに問題ない。この時点で採用が決まりました

リストアするときは一度recovery用のCD-RかUSBメモリから起動する必要がある。どちらもEASEUS todo Backup から作成可能。


◆ファイル(フォルダ)のバックアップは「Incremental」がおすすめ
5GBほどのMyDocumentフォルダをバックアップ(フルバックアップ)。1分28秒ほどで終了。

出力されたバックアップファイルも5ギガほど。

上記のスクリーンショットをMyDocumentに保存したあと、Incremental(差分バックアップ)を実施。2秒って・・・。あなたほんとに差分を計算してくれたんですか?

すると、1MBほどの差分ファイルが新たにできた。

リストア時は最初にMyDocumentのバックアップとったときか,差分ファイルをとったときか選択できる。これはいい。


◆バックアップ成功、失敗時にメール送れる
フリーソフトでこれはないだろう(褒めてる)。イーメールですぜ。gmailで飛ばす場合の設定。

Send Test Messagesボタンをクリックすると、実際にメールがとぶかテストできる。メールには自動でタグ(Backupとtodo)がついてる。どうやってんだろ。とにかく、Gmailを過分に意識したつくりとなっているようです。それとも、最近のメールのタグってなんか国際標準規格とか出てたっけ? RFCとかあった?

GmailができるんならGoogleAppsをつかった独自ドメインのメールもいけるはず、ってことで試してみた。モザイクにしちゃってますが、xxx.netという独自ドメイン(GoogleAppsかませて使用中)で試してみたところ、無事できた。いわゆる成功ってやつです。

こんなメールがとどく。


◆なんとftpサーバにアップもできる
バックアップ時、ローカルに保存すると同時に、リモートにあるftpサーバにput(upload)することもできる。なんて賢い子。ほんとにフリーかこれ。

早速テストしてみた。インターネット上のまったくの外部からテスト。残念ながら20GB以上の大容量ファイルであったため、こっちのftpサーバ(raiden ftpd)が途中でハング、さらに送る側(ffftp)もハング。何十ギガもある場合は同一LAN内でやったほうがよさそうですね・・・。OSのバックアップというよりはフォルダとかのIncremental転送で使った方が便利かも。これもスケジュールできるんで、自動バックアップのシステムを簡単に構築できる。Windowsのタスクとかに登録しなくても、かってにEASEUS Todo Backup Home2.0がやってくれる。
あと、クライアント側(EASEUS todo Backup を動かしている側)からはftpサーバのDirectoryを指定できない。そのユーザでログインしたそのDirectoryにまず、「ホスト名」でDirectoryを作成し、さらに「ホスト名」配下に「バックアップのスケジュール名」のDirectoryをつくり、そのしたに 「スケジュール名.PBD」というファイルをつくる。
アップロード先を調整する場合は、ftpサーバ管理者側に依頼するしかないようだ。だいたいのftpサーバはユーザごとにdefault のroot Directoryを指定できるから、サーバ側からは柔軟に設定できるでしょう。バックアップ時にPasswordをつけることもできるから、セキュリティ的にも使えそうだ。


◆イメージはマウントできるし、VmwareとはVirtualPC用のfileにコンバートできる
コンバートはまだ試してないので、メモその2で、ぜひ。マウントは必須機能ですよね。Macrium Reflectと比べて弱いのが、imageをマウントするとき、いちいちEASEUS todo Backupを開いてMauntしないといけないってとこ。Macrium ReflectはイメージファイルをExplorerとかで右クリックしてすぐマウントできたけど。もちろんマウント後はEASEUS todo Backupを閉じてしまっても問題ない。

◆結果
合格であります。これフリーっていわれたらほんとびっくりだよ。いまはどうか知りませんが、一昔前のイメージバックアップソフトってのは高価でしたからね。ノートンゴーストとかTrueImageとか。もう感動的、これをインストールしない選択肢はないのではないかと。最近のWindows7の上位エディションにはimageバックアップ機能があるとか聞いたことがありますが、低いエディション使ってる人はマストアイテムでしょうね。