映画 ソーシャル・ネットワーク みた

上映日のレイトショー、いつもどおり最高の席を予約してみてきた。
facebook創業者たちの話。
facebookについては、ちこっと利用しているレベル。技術的にもサービス的にもあまり詳しくはないし、創業者たちについても事前知識は何もない。


個人的にfacebookは規模がすごいだけで、mixiとかよりも使いやすさでは劣っていると考えているが、規模だけでいうと、もう世界で5億人のユーザーがいるようだ。 ま、mixiも検索がクソなんでそんなに好きじゃないですけどね。


技術的な話やwebサービスのスケーラビリティについての話はとくにでてこず、創業者のハーバード大学生時代の様子、弁護士を通じた和解交渉の様子が交互にでてきるような話の流れ。


ドキュメンタリー映画なので、特に批評などはないのだが、面白かった。webやベンチャーに興味のある人なら楽しく見れるのではないか。ドキュメンタリーといっても、「事実を基にした創作」とエンドロールで言ってくるらいなので、映画の中でもストーリー性はあって、観客を引きつける話の展開になっている。


感想としては、若者は乗りにまかせてつきすすめ、それが大事なんだなーということ。アイデアだしたら即行動にうつして具現化するってのが大切なんだなー。


劇中でなんとか兄弟が、facebookはおれたちのアイデアのぱくりだ、みたいに訴える様子が描かれているけど、つくったもんがちなんだなー。アイデアだすだけってのも重要だけど、具現化するためのパートナー選びは慎重にしないといけない、ってないようになってて、そこは教訓めいている。


登場人物的に、知ってる人がいなかったので、横文字の名前ばかりで、途中で混乱したよ。あとで本とかで勉強しよう。


ナプスターの創業者、ショーンって人がキーパーソンででてくる。実在する人かどうかはあとでwikipediaで見るとして、麻薬やったり未成年の女の子とやりまくったり、破天荒なキャラクターとして描かれている。そういうノリも含めて楽しかった。


facebook社としては、主人公は性格悪いオタクとして描かれているものの、facebookそのものを世間に強烈に印象づけるいい戦略だと思う。ドキュメンタリー映画って。そのうちグーグルも映画化されるかな。


数日前、TSUTAYAで借りてみた、バトル・オブ・シリコンバレー (原題:PIRATES OF SILICON VALLEY)とあわせてどうぞ。


評価:★★★★☆


ps: ラストで流れるビートルズのなんとかリッチマンって曲、いいなぁ、名曲だよ。→2011/01/22追記 「Baby You're A Rich Man」だそうです。