ウェブでの文章を伝わりやすくするにはどうすべきかを解説した本。2013年、最初に読んだ本になりました。
- 作者: 岡本真
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/12/18
- メディア: 新書
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ターゲットが不明でした。「直接ウェブ編集には携わらないが、会社のウェブページ(お知らせ用途?)に投稿するための文章を書く人(原稿を書いて渡すだけ?)」、をターゲットとしているようだ。いまいち具体的にどういう人たちなのか、わかりずらかった。
たいていは会社のウェブでもお知らせくらいなら、アクセス権を与えられて自分で直接書き込むもんだとばかり思っていたが・・・。
もっと作文に関してのテクニックが満載なのかと期待して読んだが、実際はあまり具体的な手法についてはか書かれていない。
- 校正、見直しは念入りに
- 伝えたいターゲットの気持ちになって考えてみる
この2つが重要であるという。
また、日ごろ目にするウェブでの文章を自分ならどう書くか、どう書いたらもっと伝わりやすい文章になるのか、めんどくさがらず考えてみることを推奨している。それはとても参考になった。
「んだよ、この文章にわかりずらいなー」、で終わるのではなく、自分ならこう書くな、と時間をとって考えてみる習慣を持てば必ずやパワーアップできそうな気がしてきた。
ウェブでの文章を<伝わる>ものにするためのポイント(引用)
1.主節的な部分は前に、従属的な部分は後にする
2.意思や要件は明示する
3.過剰な敬語は使わない
4.キーワードを意識して書く
過剰な敬語は使わない!それだ!
文章は短く(引用)
1.行間をとりにくいウェブでの文章では、一文をとにかく短くしましょう。
2.1行40文字程度として、一文の長さは3行以内にとどめましょう。
文章はトコトン短く!それだ!
参考文献(引用)
・本多勝一著 『新装版 日本語の作文技術』(講談社、2005年)
を挙げておきます。
著者の本田さんはジャーナリストとして著名な方であり、同時にファンもアンチも数多く、評価がわかれる方です。しかし、1982年に初めて刊行されたこの本は、文章を読みやすくするうえでの示唆に富んでいます。
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- 作者: 本多勝一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以上です。
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