以前の日記で、WZR-HP-G302Hを購入し無線LANを導入したところ、離れた部屋の隅っこでは無線LANの電波が不安定になったと書きましたが、今回、無線LANの子機(バッファロー WHR-G301N)を追加で準備しまして、設定したのでメモを残しときます。付属CDやAOSS機能は使いません。
前提
◆出荷時設定 ユーザ名:root パスワードなし デフォルトIPアドレス RouterOn時: 192.168.11.1 RouterOff時: 192.168.11.100
ネットワーク構成とゴール
・ルータ(フレッツ光):192.168.1.1
・無線LAN親機(WZR-HP-G302H)192.168.1.2(前回買ったやつ)
・無線LAN子機(WHR-G301N)192.168.1.5(今回買ったやつ)
手順
- ルータのDHCPのIP払い出しルールを確認(任意)。今回割り当てたい192.168.1.5が使われていないか確認。(詳細手順省略)
- G301NのRouterスイッチを変更(Auto→OFF)
- ノートPCに192.168.11.xx のIPを割り振る
- ネットワークケーブルで ノートPCの有線ポートと、G301Nの有線ポートを直結する
- ブラウザで http://192.168.11.100 と入力し、管理画面に入る(ユーザ:root、パスワードなし)
- 「LAN設定」でIPアドレスを192.168.1.5に編集。サブネットマスクは255.255.255.0、デフォルトゲートウェイにはルータのIP(ここでは192.168.1.1)を入れる。DNSはいれなくてもいいような気がするが、念のためgoogle DNSを設定してある。最新ファームウェアをネット上に探しに行く時使うかも??
- ノートPCに192.168.1.XXのIPを割り振り、再度ブラウザで管理画面に入る。今回はhttp://192.168.1.5で入れるはず。
- 「無線設定」→「WPS」にて「WPS機能 使用する」のチェックを外す
- 「無線設定」→「基本11n/g/b」にて
- 「無線設定」→「エアステーション間接続」にて
- 以上で設定は完了。ノートPCとの直結を解除し、無線経由でhttp://192.168.1.5 に入れること、および (親機のSSID)-kokiというSSIDに接続できることを確認する。電波が不安定なところでは、子機のSSIDにつなぐ。
総評
これで親機から離れたところでも安定した無線LANができるようになりました。ちなみに、親機の方が高級なので、親機の電波がはいるところで親機のSSIDにつなぐと28Mbpsくらいでる。子機のSSIDにつなぐと最大でも11Mbpsくらいしか出ないようです(測定結果がなんとなくだったので、本記事の最後に簡単な調査結果を追記しました)。親機・子機ともに高級品で揃えたらきっと、ナウでヤングなイカした無線LAN環境が構築できるんでしょうね。今回は2500円のリーズナブルな子機化計画の手順でしたー。
WHR-G301N (amazonでも2500円くらい):価格コムのページ (記事執筆時は売れ筋1位でした)
↓
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関連リンク
簡単な速度測定結果
親機に接続 | 部屋の手前 | 下13Mbps | 上0.5Mbps | iPhone |
親機に接続 | 部屋の奥 | 下1.5Mbps | 上0.2Mbps | iPhone |
子機に接続 | 部屋の手前 | 下6.7Mbps | 上0.4Mbps | iPhone |
子機に接続 | 部屋の奥 | 下2.5Mbps | 上0.3Mbps | iPhone |
親機に接続 | 部屋の手前 | 下20.2Mbps | 上 測定無 | MacBookAir |
子機に接続 | 部屋の手前 | 下11.9Mbps | 上 測定無 | MacBookAir |