最近はあまり使っていないbitcasa。我が家のファイルサーバ(CentOS)のデータバックアップ用に考えていたけれど、CLI版のクライアントがないなどで、計画が暗礁に乗り上げていた。
先日、Linux版がダウンロードできるようになっているということを聞いて公式サイトを久しぶりにみてみた。Bitcasaサービス開始当初はベータ版がダウンロードできていたらしいのたが、すぐに使えなくなっていた。それがどうも昨年の12月頃には再開していたようだ。
以下の記事が詳しい。
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Errors | 日刊工業新聞 電子版
公式Bitcasa Linux版ダウンロード?ページ
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Personal Drive | The Bitcasa Cloud Storage Platform
ダウンロードというか、yumレポジトリの追加の仕方が書いてある。念の為、以下に抜粋。
Debian版
1.Add our Repo
sudo sh -c 'echo "deb http://dist.bitcasa.com/release/apt debian main" > /etc/apt/sources.list.d/bitcasa-release.list'
2.Add our Key
wget -O- http://dist.bitcasa.com/release/bitcasa-releases.gpg.key | sudo apt-key add -
3.インストール
sudo apt-get update && sudo apt-get install bitcasa
Fedora
1.Add our Repo
sudo sh -c 'printf "[bitcasa]\nname=bitcasa\nbaseurl=http://dist.bitcasa.com/release/yum\ngpgcheck=1\ngpgkey=http://dist.bitcasa.com/release/bitcasa-releases.gpg.key" > /etc/yum.repos.d/bitcasa.repo'
2.インストール
sudo yum install bitcasa
Linuxクライアント復活よりも驚いたのが料金10倍の件。これまでは容量無制限プランの「Infinite」は年額99ドルだったのが、今は999ドルになっている。10倍だ。更に保存容量1TBまでの「Pro」というプランが新設されており、おそらくInfiniteの年間契約がきれるユーザをProに誘導する気のようである。たしか現時点でぼくの保存容量は474GBなので、1TBのプランでも問題はないが、容量無制限が99ドルだから選んだサービスであっただけに、この料金改定は非常に残念。
Bitcasaにくいついた人たちのほとんどは保存容量増えてきたら値上げしそうだという予測はあったんだと思いますが。
幸いにして現時点でHDDが突然クラッシュなどのアクシデントはなく、Bitcasaの本領発揮ができていない状態ですが、契約更新はなしですかね。。。また面白そうで画期的なストレージサービスの登場を待ちたいと思います。
で、Lixunインストールしてみたのかと言われると実はまだしていない。CLI版として使えるのかどうかもわからない。もうなんか熱も冷めてしまって。契約更新しないのにいまさら何TBのデータをネット上にアップしても無意味かなあと。
以上