ビデオゲーム THE MOVIE

シネマカリテ新宿で見てきました。特別上映のようでここでしかやっていないようです。シネマカリテでは数回上映されるのですが、土日の上映は今回だけという???な状態です。メインターゲットは30代のオッサン達であると思われるのですが、平日上映ばかりで週末の上映が1回きりとはどういうマーケティングなのか不明です。

と愚痴をいっても始まらないので、予約開始できる2日前の午前0時を静かに正座でまっていました。0時になったとたん、アクセス。これは一番いい席とれた、と思いきやページを遷移している間に、「座席がありません」になり、画面をリロードしてみるとすでに半数近くの座席がなくなっていました。なんとかまあまあな座席を確保。この時点が0時5分。もう一回画面をリロードしてみると、、、空席は1つだけ。恐ろしい、予約開始5分でほぼ満席です。


で、今日。はるばる電車にのってやってきました、新宿まで。駅チカ徒歩1−2分。こんなところに映画館アッたんだー。というか2スクリーンしかない、これは目立たないわな。チケット売り場には看板店員と思われる、外人のお姉さん。外人さんかとおもいきや発音はほぼネイティブなのでハーフの方かもしれない。


映画は1500円。シネマカリテのなんかのキャンペーン中をでめずらしい映画を集めるイベントだったようでもっと1800円とか2000円くらいかと思えば、良心的な値段。しっかり110分です。広告なし。


で、感想ですが、ボーリング。ドキュメンタリー映画とはいえ退屈。前半はゲーム業界の歴史を動画で振り返ってくれるんでわかりやすいし面白い。日本人に馴染みの深いゲーム動画もいっぱいながれて、これだけで目的の9割達成した感じ。


中半から後半にかけて、テーマが不明。退屈。いろんなゲーム業界の人のインタビュー形式で細かい話しがきけるのが価値があるのかもしれないが、ゲームの素晴らしさや、ゲーム・ゲーマーに対する差別がけしからんとか、そういう主義主張のどうでもいい話しになってきて、はっきしいって寝てました。


ぼくも学校さぼってまでゲームにはまった世代なんですが、なんかそう改まってゲームとはうんぬん、主義主張を述べられちゃうとひいちゃうんですよね。ゲームとは「中毒性の強い金のかかる娯楽」、その一言につきるはずなんですが、あーだこーだきれいな言葉を並べて脚色してみたところで何の価値もないと思うですがね。ゲーム制作側の人とかゲーム業界の人は生活がかかってるんで必死にアピールする必要があるというのはわかりますが。


自分が大人になって、いま子供にコンシューマ機を買ってやるべきかいなか、で悩んでいたりします。MMORPGで人生破滅しかけたことがあるんで、そりゃ慎重になりますよ。


資料用としてはいい映画だと思うんで、BD出たら買いたいですね。とくに任天堂以外のゲーム会社たちがクソゲー量産で自滅したりとか、アタリ社のアタリショックE.T.のゲームが関連していたとか、その辺は詳しく知らなかったので参考になりました。

以上