レンタルバッテリーサービス「チャージスポット」が便利だった

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モバイルバッテリーを忘れてしまったとき、外出先で借りれて返せるレンタルサービス。実際つかってみたら便利だった。

公式サイト・サービスの概要

公式サイト ↓

www.chargespot.jp

特徴 ↓

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  • どこでも貸出・返却可!
  • 3タイプのケーブルが内蔵
  • お手軽なレンタル料金(最初の1時間150円、その後48時間まで300円)

「この瞬間だけ充電できればいい」という用途にドンピシャ。1時間未満で可能な限り充電してすぐ返却すれば150円。コンビニで充電器かうと数百円~数千円かかるし、かさばるし、持って帰らないといけない。ピンポイント用途はレンタルがいいかな。

ドコモショップや喫茶店での充電サービスは、充電中は移動できなくなるので。

使用にはアプリのダウンロードが必要。

ChargeSPOT チャージスポット

ChargeSPOT チャージスポット

  • INFORICH ASIA HONG KONG LIMITED
  • ライフスタイル
  • 無料

Android版もある。

今回はiPhone環境でためした。初期設定といっても会員登録と支払い方法の設定だけ。

アプリをダウンロードしたら、初期設定と支払い方法の選択。

会員登録はAppleアカウントログインを選べるので楽。別途会員ID等をつくらなくてもよい。

支払い方法ではクレジットカード(Kyashリアルカード)を設定してみた。その他、d払い等も選択可能。

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アプリで貸出スポットを探す

以下のような感じでアプリ内の地図で一覧が表示され、個別にタップすると、貸出可能数、返却可能数が表示される。今回は本屋さんにスポットがあることがわかる。

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本屋さんにあった。大きなビルなのでどのフロアに設置されているのだろうと思ったが、1Fにあった。

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このでかいモニタはタッチパネルではなく、ただの広告スペースのようだ。

借りてみる

パネル下部にあるQRコードをアプリでスキャンすることで貸出処理がおこなわれる。QRコードの表示位置が低すぎて、かがまないといけない。せっかく筐体がこんなに大きいんだから、QRコードも上のほうに表示してくれればかがまずスキャンできて楽なのに。

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アプリ内で処理をすると、スポットに右側面から、モバイルバッテリが飛び出す。普段はロックされているので会員でない第3者が勝手にもっていったりはできないようになっている。

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アプリ内でも借りたことが表示される。

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ケーブルは内蔵式で3種類。ライトニングケーブルは真ん中にあった。

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使ってみた

初代iPhoneSEでドラクエウォークをしながら充電。

もうiPhone本体のバッテリーがへたりきっているのでまったく参考にならないが、20%から100%の充電を4回くらいできた。

充電ケーブル外すとものすごい速さでバッテリーが消耗する(普段30分ももたない・・・)ので、ほぼつなぎながらの使用になったが。4時間くらいウォークしただろうか。

充電速度も早い。普段利用しているAnkerのモバイルバッテリーと同程度かそれより速い。

ケーブルが短いのでアイフォンとバッテリーを両方持ちながら歩いた。ケーブルだけ自前の長いのを使って、バッテリーはかばんやポケットに、はできない。

大きさ比較は以下。左がモバイルバッテリー、右がiPhoneSE2。フリスクの大きい版みたいな形状。

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返却方法

返却はアプリ操作は不要で、スポットに差し込むだけでよい。

まずは返却可能なスポットを探す。東京で借りて埼玉で返却するというビジネスマンチックな利用。

下の写真であれば24H営業のファミマで返却可能数が3のスポットがあることがわかる。また、レンタル時間は5時間で料金は300円+税であるようだ。

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みつけた。借りたときと筐体が異なり、ものすごく小さいので店内をキョロキョロしながらうろついてしまった。後述するSIMの関係からどの店舗でも窓側に配置されていると思われる。

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一番右の空きスロットに挿してみた。どこに指すかは自由のようだ。写真にはとれていないが、筐体下の液晶パネルに返却された等の情報が表示される

念の為アプリでも確認。レンタルが終了しました、とでているので問題なし。

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Kyashでも支出を確認。返却時に精算するシステム。税込みで330円。

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総評

事前にアプリ導入などが若干精神的ハードルだったが、やってみると意外と簡単。

バッテリーの性能的にもとくに不満はなく、今後もバッテリー忘れたときは利用したい。

あとは逆転の発送で、現地でこのバッテリーを使うことを想定して、あえて持ち歩く荷物からモバイルバッテリーを除外しておく、というのもありかな。

バッテリー関連の仕様

公式HPの仕様でいくつか記載があったのでピックアップしておく。

  • バッテリーは自分で再充電できますか?
    • A :はい、バッテリー側面にあるMicroUSBポートでユーザー様ご自身でも再充電が可能です。但し、再充電用のケーブル等はご自身でご用意いただく必要がございます。
  • Q 04 :借りたバッテリーでうまく充電ができない。
    • A :バッテリー側面にある電源ボタンを押して、ケーブルがしっかり端末に刺さっているかご確認ください。それでも改善しない場合はサポートセンターへご連絡ください。

そうそう。側面に電源ボタンがある。

  • Q 01 :充電できるものは何ですか?
    • A :ご利用になりたい端末が内蔵ケーブル・出力に対応しているかご確認ください。
      • ChargeSPOTの主なバッテリー仕様は以下の通りです。
      • 容量:5,000mAh
      • 出力:5V = 2A
      • 入力:5V = 1.5A
      • ケーブル:3種類(Type-C/iOS/Android)内蔵
  • Q 02 :バッテリーにケーブルは付いていますか?
    • A :はい、ChargeSPOTのバッテリーは3種類のケーブル(Type-C/iOS/Android)が内蔵されています。
  • Q 03 :複数のケーブルで同時に充電できますか?
    • A :複数のケーブルで同時に充電はできません。
  • Q 04 :バッテリー容量は?
    • A :5,000mAhです。
  • Q 05 :バッテリーでスマホを何回充電できますか?
    • A :バッテリー容量は5,000mAhとなっております。お使いの機種やその時のバッテリー残量にもよりますが、バッテリーがない状態からの充電で約1.5回分、充電ができます。※スマホを使用しながら、充電している場合は異なります。

番外編:店舗向けのFAQ

公式HPに店舗向けのFAQがあったので、一応しっとくと参考になるかも。

oms.chargespot.jp

いくつかピックアップしてみる。

  • バッテリースロットが全て埋まっていて、これ以上バッテリーを返却できない。
    • バッテリー依頼フォームにてご依頼ください。弊社からお電話をかけさせていただき、遠隔操作で排出処理を致します。

なるほど、スロットがフルで埋まっていても、遠隔で排出処理してくれて、店の人がそのバッテリーを保管しておけばいい運用になってるんだ。

  • 店舗にたまっている保管用のバッテリーが多くなってきてしまった。
    • 都内の店舗様の場合は弊社担当のものが1週間ほどで回収に伺いますので、バッテリー依頼フォームにてご依頼ください。都外の店舗様の場合はお手数をお掛けしますが、弊社に着払いでお送りください。(宅配業者はヤマト、佐川、日通のいずれかでお願い致します。)
    • 弊社住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-31-15 A-6A
    • 株式会社I N F O R I C H ChargeSPOTサポートセンター宛
  • 施設側で通信環境を用意する必要はあるか。
    • バッテリースタンドはSIMで稼働しておりますので、設定の必要はございません。コンセントを差し込んでいただくだけでご使用いただけます。

なるほど。筐体内にSIMがあって独自に通信できるのね。店側は電源だけ提供すればいいと。

  • ポケストップになっていない。
    • バッテリースタンドを設置いただいている店舗様の全てがポケストップになるわけではなく、一部の店舗様がポケストップになります。

ポケストップ?ポケGOと連動してるのだろうか。将来的にドラクエウォークの回復スポットになったりしてね。

  • 設置したスタンドの画面がつかない。
    • バッテリースタンド側のケーブルとコンセント側のケーブルを確認いただき、両側ともしっかり刺さっていることを確認してください。また、スイッチがあるスタンド(M10、LL20-J)の場合、スイッチがオンになっているか(ーのマークの方が押されているか)の確認もお願い致します。確認しても画面が真っ暗な場合は、バッテリーが刺さっているスロットの部分にランプがついているかいないかをご確認の上、 よりご連絡ください。

機材(筐体)のモデル名は M10とLL20-Jというのがあるようだ。

  • スタンド背面を開けるための鍵が同封されていない。
    • 元々店舗様へお送りしていない物です。

中開けたらiPadが入ってたりするのかな。

以上