フリマアプリはヤフオクオンリーだった筆者がついにメルカリを始めた。
- ヤフオク歴は長い
- 初期のメルカリのイメージ
- きっかけはトーマス氏
- 圧倒的に売れる・・・
- 理解不能な仕様も
- 今の所値下げ交渉はない
- ヤフオクの復権はあるのか?
- スマホ特化と思われたメルカリ、PCでも出品できた
ヤフオク歴は長い
実は筆者はヤフオク歴長い。ブログでレビューしたものをヤフオクで出品してそこに注目されると嫌なのであまりオープンにしてはこなかったが。
副業未満くらい(確定申告いらない程度)でせこせこ出品していた。
ここ数年はつねに出品マスターの何らかの色がついているくらいのヘビーユーザー。
でも、最近はたしかに売れにくくなった気がする。
理由はやはり、最近はやりのメルカリ。
初期のメルカリのイメージ
メルカリが出始めた頃、「メルカリ民はひどい民度で常識はずれの値下げ交渉をする」ということが話題になった。
我々ヤフオク民は、その話題を目にして絶対にそういう人たちと関わりたくない思った。それほどインパクトのあるネタ。
ヤフオクである程度出品をやったことある人ならだれしも共感するはず。ヤフオクでクレーマー対処とやばい落札者のお相手ほど時間と精神力をそがれるものはない。こいつは絶対ブラックリストに入れたほうがいいと教室の黒板に書き込みたいくらいの気分になることが頻繁にあった。
値下げ交渉をする人=潜在的なクレーマー、筆者の偏見かもしれないがそう感じていた。
きっかけはトーマス氏
筆者が個人的にだいすきなガジェット紹介系ユーチューバーのトーマス氏がメルカリ動画をだした。
トーマス氏ももとヤフオクユーザだったらしいが、メルカリに乗り換えて、なんとかうまくやっている、という内容の動画。
筆者はミーハーなので、こういう人の意見にすぐ流される。
一大決心をしてメルカリ出品を開始した。アカウントは以前つくっていた。
圧倒的に売れる・・・
これまでヤフオクで売れ残っていた数年前のカードゲームや映画の入場者特典などが飛ぶように売れる・・・。
ありえない・・・。メルカリデビュー初日に44出品(断捨離系。ヤフオクでうれなくて倉庫に眠っていたものたち)して、11品落札された!!!
落札という表現はふさわしくない、メルカリでは購入か。
すごい、圧倒的な利用者の違いを肌で感じた。出品して数十秒後に「ピコーン!売れました」の通知が。
絶対売れないと思って価格設定も最低の300円にしてたとかそういうのもあったが、それなりの強気価格でいったやつも結構売れてる・・・。
すごいぞ。来年度はフリマで初の確定申告あるんじゃないか。
理解不能な仕様も
メルカリはフリマアプリだから落札者とのコミュニケーションも醍醐味のひとつ、そういう設計なんだろうけれども、理解し難い仕様が。
それが、「たんなる挨拶コメントが「やることリスト」に表示される」。
いや、たしかにヤフオクでも「取引メッセージ」といううざいステータスが残って一覧ページがみずらくなったりはしていた。でも、やることリストに強制的に居座るということはなかった。
その名の通り居座る。挨拶系のコメントがきたら「返信してください」というタスクがやることリストに居座り、返信しない限り、ずっとやることリストから消えない。
ほんとうに非効率で勘弁してほしいが現実はそうだ。
商品が落札される。「ピコーン、落札されました、発送してください」。これがやることリストに来る。それはよい。
「ピコーン、落札者からコメントがありました、返信してください」。もうひとつやることリストにつかされた。見てみると・・・
「購入しました。お取引終了までよろしくおねがいします」。
これに返信の義務があると?最初のピコーンで気づいてるから、もう梱包はじめてるところだし!
発送が完了してもこのやることリストは消えない。コメントに返信するまでずっと残る。
「ただいま発送しました。到着までしばらくお待ち下さい。」と丁寧に返信。やることリストもようやく空になった。よかった。Gmailのトップページ(受信ボックス)もつねに空にしてる筆者にとって、これが一番落ち着く状態。
数分後・・。「ピコーン、落札者からコメントがありました、返信してください」という新たなタスクが。まさかのやることリストに+1件である。
内容を見てみると「発送ありがとうございました。了解です。」
・・・・・・。
手動でやる事リストのタスクを消すことはできない。このタスクを消すには、もう一度コメント返信するしかない。さあ「了解しました」への返信でふさわしいコメントとは何だ?思い浮かばない・・・。
コメント文化否定はブーメランでもある。
そう、ヤフオクも取引ナビが実装されるまではすべてのやりとりをコメントでやりあっていた時代があった。
「落札させていただきましたXXXこと山田太郎と申します。お取引完了までよろしくおねがいします。XXX頃に入金予定です。」
「数ある出品のなかから落札いただきありがとうございます。id:XXXこと、田中次郎です。ご入金口座をご連絡します、XX銀行、XX支店、普通XXXです。ご入金をよろしくおねがいします」
「先程、振り込みをいたしました。ご確認お願いします。」
こんなやりとりを延々と文章で毎回やっていた、そういう時代が確かにヤフオクにもあった。
でもここ数年はほぼコメントなしで取引完了するくらいにまで合理化されていたというのに。
覇権をにぎったメルカリがこんな旧態依然のコメント文化を奨励しているとは信じたくない。
今の所値下げ交渉はない
プロフィール欄にも値下げ交渉には応じませんと書いてあるからか、いまのところ値下げ交渉はない。
まだ1日目だからなんともいえないが。
あと「購入してよろしいですか?」コメントや、即購入可、即購入NG文化にまつわるコメントもいまのところなくて安心している。
ほぼヤフオクの取引ナビのノリで対応できている。
ヤフオクの復権はあるのか?
かつてオークションアプリといえばヤフオク、フリマ用途でも利用者の一番多いヤフオクでいいでしょ、的な時代があった。
でも今は出品して肌で感じる圧倒的ユーザ数の違い。ヤフオクとメルカリどちらが売れるか、一日体験すれば明白。あっとうてきメルカリ。
でもシステムは前述のとおりボロはあるし文化も未成熟だ。特にシステムに関してはヤフオクやPayPayフリマなど、かなりメルカリに寄せてきている。やれることはほぼ一緒なのになぜシェアがひっくり返ってしまったのか。
とあるブログでフリマアプリの比較記事があり、ヤフオクはほぼおっさんしかユーザがいない、みたいな記述になっていた。
確かにそうかもしれん。中古PCのパーツ、親指シフトキーボード、年代物のお酒、そういったものはやはりメルカリよりもヤフオクで取引したほうがしっくり来る。
機能・システムは一緒、でも追いつく気配が感じられないヤフオク。復権はあるのだろうか、アカウントは残しつつ気長にまっていくことにしよう。
スマホ特化と思われたメルカリ、PCでも出品できた
これはメルカリがヤフオクに寄せてきたというべきか。柔軟な展開である。
筆者的おすすめは(利用1日の素人が)、
1.スマホアプリで写真とり、下書き保存
2.PCから商品名、商品説明を記入し、出品
がよいと思っている。おっさん世代は高速タッチタイピングを披露する場がほしいんよ!そうでしょ!
以上