ポメラの親指シフトキーボード版 、あったらいいな

よくブログで、読書感想かいたり、これは!と思った部分をメモ(引用)したりするんですが、ときどきものすごい長い文書をうってることがあります。著者様のありがたい文書を引用させてもらうわけですから、一文字一文字苦労しながら打たせてもらってます。感謝の正拳突きってやつです。それが長文になると、ほんとローマ字打ちはきつい・・・、指がつかれるんで、休憩をなんども挟みながら売っています。まさに苦行。そういうときは、親指シフトできたらなーとよく思います。


親指シフトってのは昔流行ったオアシスっていうワープロの日本語入力方式なんですが、専用のキーボードもしくは、エミュレーションソフトを使えば普通のキーボードでもできます。ローマ字打ちよりも、打鍵数がすくなくなり、スムーズにうてるので長時間タイプしても手が疲れないのが特徴です。ただ、親指シフトにするだけで、超高速になるっていうのはちょっと誤解で、打つスピードはその人のタイピング速度次第ということになります。長時間タイピングする人にとっては、疲れにくいので、休憩はさみながら打つローマ字打ちに比べて、結果的に早く終るかもしれませんが。速度だけでいうと、タイピングゲームとかでもカナ打ちの人は相当速いっていう印象があります。カナ打ちはブラインドタッチになるまでが相当苦しいですが、専用のキーボードもエミュレーションソフトも不要、すぐに始められるので、今後もしぶとく残るんじゃないかと思います。ただ、数字キーもカナが割り当てられているので、テンキーがない省スペースキーボード使ってる人には、ちょっとめんどくさいですかね。ぼくもテンキーなしの省スペースキーボードで数字キーをよく使うので、カナのブラインドタッチはできますが、ローマ字打ちメインでやってます。


おっと、だいぶ話がずれてきましたが、親指シフトが普及しない原因としては、やはり 「専用のキーボードもしくは、エミュレーションソフトを使う」だと思います。人に推薦しにくいですし、実際キーボードのバリエーションも少なく、選択肢がかぎられているので、つらいです。パソコンの環境をいちいち変えるくらいなら多少不便でもデフォルトでいいやというデフォルトの大原則は無視できません。今年、親指シフト検討ユーザの最後の希望として「サムタッチ(Thumb Touch FKB7628)」という新型親指シフトキーボードが発売されましたが(参考記事)、価格一万円以上、且つ 動作にはJapanist2003っというIMEを入れなければいけないという、GoogleIMEユーザならそれだけで試用を諦めちゃう内容となっております。サムタッチの価格が下がって、Japanist2011とか安価ででればいいんでしょうけど、富士通もそんなに乗り気じゃないみたいなんで、だめでしょうね。


そこでポメラです。ポメラってのは携帯用文字入力専用端末で、モバイル機器絶好調のこのご時世でも、地味に、文字入力だけに徹しているガジェットです。通信機能もありません。なんてったって、文房具メーカーがだしてますからね。ポメラ親指シフト専用モデルがあったらいいと思うんです。そう、一旦pcで親指シフト環境を構築するっていうところから、離れて、ポメラでだけ親指シフトってのもありかと思うんです。pcでメールやネットするくらいなら、短文しか打たないので普通のローマ字打ちでよくて、本から長文を引用するようなシーン、執筆するシーンでは、とくにpcに向かっている必要はないですから、落ち着くスペースでポメラ親指シフトで長文をうてばいいんじゃないかと。これがあればまさにぼくのスタイルに合致するわけです、が世の中そんなに甘くない。世間一般には需要がないから、製品化されるかは非常に微妙。↓の参考リンクに 「tanomi.comたのみこむ」で同様の提案をしてる人がいましたが、賛同者2名って・・・・、えー??!!無理じゃん。


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