そのうち見ようと思っていたら上映館が激減してきたので慌ててみてきた。ネタバレなし。
超有名原作の実写化
原作漫画・アニメが超有名な聖闘士星矢が実写映画化された。しかもハリウッド映画。しかも主演が日本人。これは見に行くしかないということで、いつか見ようと思っていた。
筆者がどれほど原作聖闘士星矢に詳しいのかというと、そこまでではない。絶頂期の十二子宮のあたりくらいはアニメでよくみてたが、それ以外は飛び飛び。漫画も全話は読んでないはず。
でもダンボールでフェニックスのクロスを制作するために学校をずる休みしたくらいの熱量はあった。
あのころは野球中継でよく聖闘士星矢のアニメ放送が中止されて小学生ながら憤慨した記憶がある。
上映館が激減
筆者がよく行く地元の映画館でもやってたので、そのうち見に行こーとおもっていた。
ムビチケをゲットしていざ予約ーとおもってら、地元すでに上映終了でやってない。。。
ポイントためたいとおもってMOVIX系列で探す・・・やってない。
ならばTOHOシネマズならいくらなんでもいけるでしょ、と探したら・・・やってない!
これはまずいということで公式HPをチェック。
さいたま&東京で8館だけ!ピンチ!
しかたなく新宿バルト9でよやく。数年ぶりにキネゾーログインした。まだ会員だったんだね。
TOHOシネマズはコロナでしばらく行かないあいだに会員退会させられたから、キネゾーは優しい。
バルト9
バルト9といえば新海誠の思い出。
バルト9内のエスカレーターから一枚。
途中、素通りしたけどドルビーシネマのシアターもあるみたい。進化してるんだな。
シアター前もIT化されてて、チケットのQRコードを見せてから入場するスタイルになってる。タダ見防止なんでしょうね。
流石のバルト9でも聖闘士星矢は1日1上映。しかも朝8時台の上映。もう上映終了も間近感だな。
土曜日だったのでお客さんは3分の1くらいは入ってた。
肝心の映画
人気漫画・アニメ原作の実写化はたいてい失敗するという法則がある。筆者は原作ありの実写版をそんなに見まくってきたわけではないが、あまり期待はできないだろうなと感じていた。
なにより、ポスターに使われているクロスがダサすぎる。よくわからない制作陣がへんな解釈をくわえて変な作品つくってそうな予感がした。
実際に見終わると、そこまで悪くない。もちろん手放しで満足したー、とえる映画ではないのだが。アニメ原作実写化映画必コケの定め、になんとか抗ってる感がでていた。
ストーリーもそれなりに映画としてうまくまとめているし、続編への匂わせもしっかり入ってる。
沙織さん・マリンさんのコスチューム再現はなかなかだったし、ラスボス聖闘士のクロスの造形はまあまあ原作リスペクトがあった。途中BGMでペガサスファンタジーもなってたし。
主役の 新田 真剣佑さんかっこよすぎ
主演の新田 真剣佑(あらた まっけんゆう)さん、初めて見たけど、かっこよすぎ。筋肉もすばらしい。
筆者も最近ダイエット&筋トレ中なので、上半身裸シーンはちょっと感動しちゃった。
留学経験のある筆者が聞いても、英語も自然だった。
クロスがあれになった理由
監督のインタビュー記事に理由が説明されていた。
原作者チェック済みだよ、と言われたらこれ以上は言うまい・・・。
個人的には漫画やアニメ版の完全再現ではなくても、もう少し現代的なデザインがよかったな。そもそも超常パワーでうみ出されたクロスが、ヨーロッパの甲冑準拠になる必要もないでしょ。パンチ主体の戦闘スタイルなのにあのゴテゴテした籠手じゃ戦いずらいでしょ。
それに、あのクロスじゃ取り外して動物型のオブジェ形態にできないし、おもちゃも売れないぞ!
続編にも期待!
今回の興行うまくいってなさそうだから、続編はないかもしれないけど、見たいから作ってほしいな。
クロスが進化しました、で近未来的なデザインのクロスにしてくれたらなおよし。
以上