実写版 るろうに剣心 最終章(The Beggining / The Final)見てきた

オリンピック連休を利用して2本とも見てきた

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過去作はネットフリックスで視聴

漫画原作で実写化に成功した作品、ということで高い評価をうけているようだが、実は劇場でこのシリーズを見たのは今回が初めて。

それまでの過去作はレンタルやネットフリックスで視聴した。

確かに殺陣のシーンは迫力があってすごいと感じる。だが、全体的に暗めなのと埃っぽい演出、主題歌?BGMの女性歌手のエヘーエヘーというテーマ曲があまり好きではなかった。

原作は一応昔読んだ

原作は週刊少年ジャンプで連載された漫画。学生時代に一応全部読んだ。TVアニメも結構クオリティが高く、最初の頃は録画して見ていた記憶がある。Wikipediaによると原作は1994年~1999年だったみたい。いまから20年も前の作品。

個人的には志々雄編までが一番もりあがったかな。ドラゴンボールのナメック星編と同じような扱い。縁編はそんなに面白かった記憶がない。

現在北海道編というのがまだ連載中らしい。そちらはまったくチェックしていない。。

実写版は全部で5作品、足かけ10年

監督・メインキャストは同じ。10年続くシリーズでメインキャストを揃えるっていうのはすごい気がする。

公開年 タイトル 主なキャラ
2012 るろうに剣心
鵜堂刃衛、外印、武田観柳
2014.8 京都大火編
四乃森蒼紫、弦巻操、志々雄真
2014.9 伝説の最期編
比古清十郎、志々雄真
2021.4 最終章 The Final 雪代縁
2021.6 最終章 The Beginning 雪代巴、桂小五郎、沖田総司

明神弥彦だけは子役なので別の俳優さん。明治っぽい演出なのか弥彦と左之助の顔がなぜかいつも泥だらけメイクなのが納得いかなかった。明治の人だって朝起きて顔洗うからあんなに常に泥だらけじゃないだろうと。

10年もあれば俳優さんたちそれぞれにもいろんなイベントがあった。

  • 2017年、ヒロイン役の武井咲さん結婚・妊娠、原作者の和月伸宏先生の書類送検
  • 2020年、四乃森蒼紫役の伊勢谷友介さんの逮捕

なんだかんだあったのだと思うが無事に劇場版も完結できてよかった。

the finalは微妙、begnningはよかった

the finalはこれまでの実写版るろ剣と同じ手法の焼き直しで面白みがなかった。2時間超で長過ぎる。縁もキャラの重みが表現できていなかったような気がする。まさかの元十本刀のあの人再登場・・・。原作にそんなシーンあったかな・・・。記憶がない。

剣心無双でザコ敵を片付ける&剣心の仲間たちが中ボスをそれなりに倒す、最後剣心vs大ボスとの戦いで苦戦しながらもなんとか勝つ、基本原作も実写版映画の前作までもすべて同じながれ、ワンパターンだったので流石にもう飽きた。

剣心が抜刀斎時代に雪代巴と出会う話を描いたbeginningはまあまあ面白かった。前述の大ボスを倒す構図ではなく、それなりの独自ストーリーがメインの作られ方をしているため、過去作と違う雰囲気で新鮮さがあった。

桂小五郎、高杉晋作、新選組がちゃんと登場して、池田屋事件なども丁寧に描写されていた。筆者はそこまで日本史詳しくないが、歴史モノ(明治維新)が好きな人はそこそこ楽しめる内容になっていると思う。

剣心の十字傷の伏線を回収する構成になっているのだが、どういう意図で切ったのかあまり伝わらなかった。原作だとちょっと違う。

佐藤健さんのYouTubeで見れるメイキング映像が結構いい

youtu.be

佐藤健さんの殺陣、アクションシーンが映画の価値をぐっと上げている。

入場者特典はA4リバーシブルポスター

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ほのぼのシーン。

以上