今週のお題は「ブログ初心者に贈る言葉」です

今週のお題は「ブログ初心者に贈る言葉」です。

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筆者は一応10年近くこの雑記ブログを書き続けています。せっかくのお題なので書かせてもらいます。

ブログやる目的はひとそれぞれだと思います。広告やアフィリエイトをバンバンはってお小遣い稼ぎのためにやってる人もあるだろうし、自分の勉強した成果を公表する目的、もしくは日記用途など。

どんなテーマのブログであっても、初心者に贈りたい言葉は、「書こうと思ったときにすぐ書け」です。

書こうと思ったときにすぐ書く

なにかいいブログネタを思いついたとします、より洗練された文章にするために頭の中で構成を考えたりしますが、そのうちに忙しくなって、機を逃し(旬なネタでなくなったり)たりして結局公開せずに終わってしまった、ということがよくありました。

昔はブログを自宅のPCでしか更新してなかったので、そういったタイミングを逃したために書ききることができなかった記事というのがいくつもありました。

今の時代はスマホがあります。はてなブログのアプリをインストールすればいつでも下書きを書いたり、下書きを公開したり、公開済みの記事を編集できたりします。

ネタを思いついたらすぐスマホで書きましょう。箇条書きでもいいので書いて、下書きで保存する、これだけで十分です。

あとは自宅にかえってPCでおちついて文章を整えてから公開するだけです。

外出している時間が長い人は、下書きの状態(未完成の状態)で思い切って公開してしまうのも手です。下書きばかりためてしまうと、推敲する時間がとれなくなり、せっかくの下書きが、機を逃したり、旬の話題でなくなったりの理由で、結局公開せずにお蔵入りになるケースがあります。筆者のBlogにも「下書き」一覧にはそういう記事がやまのようにあります。もったいない。

ブログは自分のためのメモ帳でもある

すくなくとも筆者はそう思って記事を更新しています。

一言メモ+写真一枚、などで記事を公開していることもあります。

その時点での自分が悩み、調べ、なんらかの解を導き出し、それをブログに残した、それは他人にとっては役立つ情報かはわかりませんが、自分にとってはあとから役立つ情報である場合があります。

記事として残しておくと、忘れた頃に、もしくは同じ疑問に再び遭遇したとき、「あ、この問題、以前も悩んで調べたよな、そういえばブログに調べた結果を書いてたようなきがする」とすぐ思い出して、振り返ることができます。

何度過去の自分が書いた記事に助けられたことか。人間の記憶力には限界があるので、クラウド上に保存しておけばいいのです。一度悩んだり、「疑問があり調べた」という記憶は意外と忘れないものです。調べた結果はすぐ忘れますが。そういったときにマイオウンブログがあればすぐ必要な情報を取り出すことができるので便利です。

自分のナレッジをOneNoteやEvernoteに書くのもいいですが、いつものスマホが手元にない、ログインできない環境など突発的な状況で対応できないことが多いです。よほど機密事項でなければオープンなブログに書いておいたほうが検索性という観点からはメリットがあります。

これらも、思い立ったらすぐ書く習慣があればこそ、です。

10年たっても読まれる記事

ブログは自分のメモとしても有効ですが、自分の役に立つということは、テーマによっては他人の役にたつ場合もあります。せっかく、インターネット上に公開しているのなら、他人にも役立つ記事を書いておくといいでしょう。(なぜいいのかというと、グーグルアドセンスでお小遣いがもらえるから。)

他人の役に立つ記事を書くと、はてなスターやはてなブックマークをもらえて、そのフィードバックがとてもうれしく、ブログをつづけたいというモチベーションになります。さらに書いていくとまたフィードバックがあって・・・と好循環になれば最高ですね。

筆者がこれまでブログをやってきて、時々アクセス解析や、はてなブックマークされたかどうかなどを見てきた結果、以下のような記事が長年読まれる=ひと様の役にたつ記事だと思っています。

  • OSやアプリのエラーコード、エラーメッセージ
    • その原因や対処方法、もしくはオフィシャル情報へのリンクなどがはってあればベストです。記事のタイトルにもエラーコードやエラーメッセージは含めるようにしましょう。
    • エラーメッセージで検索してきたひとはまず広告をクリックしないので、収益にはつながりませんが、ネットのいち利用者としては、疑問点を解決できるブログ記事こそがもっとも価値ある記事だと思っています。
  • オンリーワンな体験談
    • めずらしい体験の記録を残すことはとても価値があることです。
    • あまりに特殊すぎる体験だと身バレするかもしれないので、表現には気をつけましょう。
  • 基礎技術、枯れた技術、レガシーに関連すること
    • 最新アプリやツールの紹介記事は、流行ってるあいだしか見てもらえない賞味期限の短い記事になります。それに反して、基礎技術に関連した内容は時間がたっても役の立つものが多いです。iOSやAndroidの基本的な機能はどんどん変わっていくのでダメかもしれませんが、WindowsやMacの基本的なコマンドなどをまとめた記事などは、10年たっても(自分のブログ内での)検索上位に居続けたりして、逆に驚きです。

せっかく書くなら、自分にも他人にも役にたつ記事をそろえたいですね。

複数ブログの管理は大変

さすがに数年記事をかいていると膨大な分量になるので、記事のまとめ記事やカテゴリ整理も重要になってきます。

筆者のブログも、どうでもいいメモみたいな中途半端なアウトプット記事が大半をしめています。必死にしらべてまとめて推敲した記事もそれらの有象無象に埋もれてしまっています。ブログトップページから価値ある記事にたどりつくにはちょっと不親切な構成になっています。それでも、Googleなど検索サイト経由でヒットして見に来てくれているようなので、まーいいかなと軽い気持ちで書きつづけています。

特定テーマーに関する知見がたまってきたら、そのテーマだけ独立させてブログを作り直すとか、ミニサイトをつくるとか考えてもいいかもしれませんね。

ただし、複数のブログを更新しようとすると、ガクンと更新頻度が減るので注意が必要です。もう頻繁に更新しなくていいレベルの記事がそろったら、独立させる、くらいがいいかと。

筆者もブログにはったアドセンスで収益が月数百円~数千円程度でるようになったころ、「ブログを量産すれば、数倍の収益になるんじゃね?」と考え、得意分野のテーマを厳選し、こっそり複数ブログを立ち上げていたことがありました。

結果は、こっそり立ち上げたブログ、収益化できていたメインのブログどちらも更新が減りほとんど収益化はできませんでした。

更新しないといけないものが複数になるといっきにモチベーションが下がります。ストレスですね、ブログ更新が楽しいものではなくなりました。

本業がある人は、あまり欲張らず、1つの雑記ブログを書き続けるくらいがちょうどいいと思います。個人の限界ってやつですね。

以上です。