機動戦士ガンダム(劇場版)をドルビーシネマで みてきた

f:id:kiyoshi_net:20200119005539j:plain

まさか40年前の作品を今劇場で見ることができるとは

ガンダムファンにとって、「ファーストの劇場版3部作をリアルで劇場で見た」といえるかどうかは、重要。

ニワカではない宣言であり、一種のステータスであるのだが、実際にそういう人たちは50代以上の人に限られるだろうので身近で見たことはない(1980~1982年の上映だったらしい)。

近年、新宿ピカデリーなどで古いガンダム作品の深夜上映などがあるので、もしかしたら、今後も劇場版で見る機会があるかもしれない。どちらにせよ、時期を逃さずにちゃんと劇場で見た、というのは後々重要な要素になってくるはず。

今回ガンダム40周年のキャンペーンの一貫として、いわゆるファースト、機動戦士ガンダム劇場版3部作がドルビーシネマで上映されることになった。

ドルビーシネマ

ドルビーシネマとは、通常の映画館より上位な映像と音響の規格のようなものらしい。要はとても色数が豊富で(特に黒に自信があるらしい)、全周囲のスピーカーで音響もすごい、というものらしい。

40年前の映画をドルビーシネマでやった場合の、品質的なメリットは正直わからないのだが、「え、あの伝説の映画がドルビーシネマで?」と話題になりやすいので、話題性重視での企画なのだろうと思う。

ドルビーシネマはまだ全国で数箇所しかないので、希少価値もあるため、ちょっとした自慢にもなるかも。

ドルビーシネマ用チューニング?

今回、ドルビーシネマ用の特別な映像になっているという記事をちらっとみた。

上映に合わせて、「最新鋭技術を駆使し新規マスター素材を制作」したという。 (https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1218494.html)

しかし、実際にみて、BD版よりどこがすごくなっているのか正直わからなかった。

アムロとララァが意識を通わすシーンでのララァの服の周囲がキラキラする描写が多少鮮やかに表現できていた気がしたが、あとは・・・気づかなかった。

みんなが気になる「通常版BDか特別版DVDか」は、多分「通常版BD」のほうをベースにしているように感じられた。特別版DVDは効果音に非常に違和感があるので、それを劇場で聞かされていればすぐ気づくはず。

そこそこの客の入り

土曜日ということもあって、そこそこお客さん入っていた。7-8割くらい?

なぜか1日1作のみの上映で、しかも三部作ぶっ続けでやるのではなく、1作品だけ、そういう劇場だった。

木に1,金に2(哀戦士篇)、で土曜に3(めぐりあい宇宙篇)というスタイル。当初全話みようとおもっていたのだが、ドルビーシネマは料金が高いため(2300円)、全部みようと思うと、6,900円かかる・・・。最後のめぐりあい宇宙だけにした。

毎日劇場に通えない距離に住んでるひともいるだろうし、1日に3作ぶっ続けで上映するのが親切だと思うんだけどね。

劇場で見ると真剣

PCのモニターで見ることはなんどかあったが、やはり劇場でみると没入感というか真剣にみることができてよい。

ララァのシーンでは泣いてしまった。

以上